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【Bellator236】グレイシー→元Titan FC王者ジャクソン戦に。ストラッサー起一─01─「やる気満々です」

Kunimoto【写真】7月の敗退をどのように活かすことができるか。そこに掛かっている──ジャクソン戦だ(C)BELLATOR

21日(土・現地時間)にハワイ州ホノルルのブレイズデール・アリーナで開催されるBellator236。同大会にはストラッサー起一が出場し、ジェイソン・ジャクソンと対戦する。

当初の予定ではネイマン・グレイシーと対戦予定だったストラッサーだが、日本時間の先週金曜日の午前中にネイマンの欠場と対戦相手がジャクソンに変更される連絡を受けていた。

MMAPLANETでは偶然、その日の夜にストラッサーをインタビューすることになっており、ネイマン戦に向けての意気込みを尋ねようとしたところ、対戦相手の変更を本人の口から聞くこととなった。


──ベラトール第2戦、ネイマン・グレイシー戦が8日後に迫ってきました。

「それが……実は対戦相手がネイマンではなくなってしまったんです」

──えっ?

「それも今日の午前中に連絡が来まして……」

──それだと半日も経過していないじゃないですか。

「今日、じっくりと休もうと思って11時ぐらいに起きたのですが、その時にマネージャーから連絡が入っていたんです」

──いやぁ、まさかの展開ですね。

「う~ん、こういうことを言って良いのか分からないですが、1カ月ぐらい前にベラトールの方から『80キロのキャッチウェイト戦にできないか?』という話があったんです。で、その理由が、ネイマンがマット菌にやられたということで。でも1カ月もあるし、体重を創ることはできるだろうから拒否したんです」

──そういうことがあったなら、ネイマンが調整できなかったという風にも思ってしまいますね。

「いや、そんなことはないはずです。ファイターですからね、絶対に戦いたかったんだと信じています。ただ正直なところ、マット菌云々の時から何か起こるか可能性はゼロではないなっていう考えはありました。でも、ここまで来ていたので驚いています。

グレイシーと戦えることでメチャクチャ張り切っていたし……。エド・ルース戦がああいう結果に終わったので、反省点を踏まえて精神状態も良く、グレイシー狩りしてやろうと思っていたんですけどね。ネイマンとの試合が飛んだことで、一瞬へこみました。でも、気持ちをすぐに切り替えることができたので、ジャクソンを倒すだけです」

──現代MMAにあって打撃の圧力がなく、ただしバックを許すことと寝技に持ち込まれてはいけない。この2つが御法度のネイマンと、打撃で圧力のあるジャクソンでは相当ファイトスタイルは違いますね。

「どちかというと、打撃で暴れてくるタイプですからね。ただ穴はあると思っています。コンテンダーシリーズでは押していたのに、ラウンドが変わって負傷TKO負けしていますしね」

──ただTitan FCでディエゴ・リマを破りウェルター級王者になっていますし、LFAでも一本勝ちしている。弱いわけがない相手です。

「ハイ。だからこそ、もうこの相手とやる気満々ですよ。強い相手と戦うためにベラトールでやることを決めたのだし、望むところという状態です。今回はしっかりとチームで創ることができて、望むメンバーでハワイ入りできます。前回の試合とは僕自身、違う雰囲気を纏っているのが分かるんです。

しっかりと倒すイメージもできていますし、凄く集中できています」

──つまり7月のエド・ルース戦はそのような状況ではなかったということでしょうか。

「これは今さら、こんなことをいうと言い訳になってしまうのですが、集中できていなかったです。入場のときもフワフワしてしまって。ケージにはいると、自分が倒れているシーンが浮かんできてしまって……。そんなことが頭を過ったところで試合が始まったんす。

その時点から慌ててしまって自分が積んできた動きができずに、すぐにスタミナもなくなってしまいました。もちろん相手の強さもあるのですが、慌てて試合をしてしまっていることは自分でも感じながら戦っていたんです。で、1Rが終わった時点で物凄くガス欠してしまって……。そんな状態では絶対に勝てないという試合をしてしまいました」

──一番やってはいけないことを。

「ホンマにそうですね。ベラトールと契約したのに、何でここでこんな試合をしてしまったんやって。相手があっての試合なんですが、本当に自分に問題があった試合です」

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