【UFN165】市庁舎で公開練習!! 神対応=フランキー・エドガー「ここにいる、皆のおかげだよ」
【写真】ヘアスタイルが変わったフランキー、動きはまるで変わらない (C)MMAPLANET
18日(水・現地時間)、21日(土・同)に韓国プサンのサジク・アリーナで開催されるUFN165:UFN ESPN+23「Edgar vs Korean Zombie」の公開練習がプサン市シティホールで行われた。
Dynamic Busanというプサン市の観光キャッチフレーズがバックボードに見られるように、同市の協力を得てクムホタイヤというナショナル・クライアントがスポンサーとなっている今大会。市庁舎でのオープンワークアウトはチェ・ドゥホ、アレクアンダル・ラキッチ、ジョン・チャンソン、ヴォルカン・オズデミアと続き、最後にフランキー・エドガーが登場した。
ジョン・チャンソンの対戦相手でありながらプサンのファンは、誰よりも大きな歓声をフランキーに送ると、レスリングの打ち込みでアクロバティックなスプロールを見て、どよめきが起こる。
このファンの声援に応えるかのようにフランキーもTシャツを脱ぎ、スピード感あふれるボクシングのパッディングから、蹴りやヒザを交えたミット打ちを披露する。速さだけでなく、パワー溢れる動きを披露したフランキーはステージ上でインタビューを受けた。
──まずファンに挨拶を。
「ハロー、エブリバディ。ようやく、ここに来ることができたよ。凄くエキサイトしている。土曜日は皆に良い試合を見せるよ」
──インスタグラムで「13年間もUFCにいるけど、今も試合が楽しくてしょうがない」と書いていたけど、何がそういう気持ちでいられる要因なんだろうか。
「ここにいる、皆のおかげだよ」
──素晴らしい。本来1月にバンタム級で試合をする予定だったのが、急遽コリアンゾンビ戦を受けたのはなぜ?
「彼とは1年前に試合をするはずだったけど、僕のケガで実現しなかった。ジョン・チャンソンはここにいる皆の前で試合がしたかったはずだ。なら僕があの時の借りを返すべきだろうと思ったんだ」
──この試合に向けて、一番のチャレンジは何でしょうか。
「14時間のフライトだよ(笑)」
──時差ボケ対策は?
「ここで話してから、眠るから大丈夫だ」
──この試合に勝てば、どのように勝利を祝いますか。
「そりゃあコリアンBBQだよ!! 今日は来てくれて本当にありがとう。カムサハムニダ」
オープンワークアウトのトリを務めるのに相応しい大物ぶりを見せたフランキー、彼の一言一言にファンは歓声をあげつづけるというインタビューとなった。この後フランキーはステージを下りホテルへ向かう──と思いきや、ファンのところまで足を運び記念撮影に応じ続けていた。
神対応というべきファンとの交流を行ったフランキー、ワールド・トップファイターの風格をしっかりと韓国のファンも感じ取ったことだろう。