【Bellator Japan】浅倉カンナがKOTCを制したヒンショーと──8カ月振りのケージで──対戦!!
【写真】浅倉のケージは3月に前澤に判定勝ちして以来、8カ月振りとなる(C)MMAPLANET
4日(水)、東京都目黒区のホテル雅叙園東京でRIZINが記者会見を開き、12月29日(日)&31日(火)にさいたまスーパーアリーナで開催されるBellator Japan 及びRIZIN.20の追加カードが発表された。
ベラトールのメインカード終了後に行われるRIZINルールの試合では、49キロキャッチウェイト戦で浅倉カンナ✖ジェイミー・ヒンショー、120キロマッチでシビサイ頌真✖セルゲイ・シュメトフ、さらに68キロ・キックボクシングマッチで平本蓮✖芦田崇宏の対戦が決まった。
浅倉は3月のDEEP JEWELSでの前澤智戦以来、8カ月ぶりのケージMMAとなる。対するヒンショーはキャリア4勝3敗でKOTC女子アトム級のベルトを手にした選手で、ONEで活躍中のビー・ニューウェンと1勝1敗と星を分けている。アマチュアでも4勝1敗のレコードを持つヒンショーは、力強くやや荒い打撃でガンガンと攻め、組んで倒したうえでの極めや、テイクダウンに反応してのフロント系のチョークを持っているウェルラウンダーだ。
かなり強めのプレッシャーを持つと考えて良いヒンショーを相手に、朝倉は倒して極めるという自分の戦いを貫くことができるのか。そしてケージというファクターがどちらに優位に働くのか。浅倉としては打撃にサークルケージの空間を利し、テイクダウンにケージを利用したいところだ。
彼女の周囲には日本国内でもトップクラスのテイクダウン&スクランブル、さらにはボトムをも駆使する金網使いが存在している。
パラエストラ千葉ネットワークの叡智が詰まったMMAをケージに使いこなす──ヒンショーのプレッシャーに対して、パレ千葉のケージMMAを浅倉がやり通すことができるのか、非常に興味深い試合だ。