【Pancrase308】トラキナスの負傷で、攻勢だった藤野恵実が暫定王座決定トーナメント決勝へ
【写真】納得のいかない様子だった藤野だが、勝ってナンボのトーナメント。100点の勝利だ(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLAENT
<暫定ストローQOP王座決定T準決勝/5分3R>
藤野恵実(日本)
Def.2R0分00秒by TO
エジナ・トラキナス(ブラジル)
ワンツーから右を当てた藤野に対し、トラキナスも鋭い右フックを放つ。右を入れ組みついた藤野は、トラキナスがフックを返したところで離れる。トラキナスは左ハイを放ち、藤野が組んで細かいパンチを打つ。パンチを当てて組み、ダーティーボクシングから姿勢を低くしてテイクダウンを決めた藤野が足を抜きつつパンチ、起き上がってきたトラキナスをケージに押しこむ。残り1分を切りヒザを入れ、パンチを打って離れた藤野がワンツーで距離を詰める。トラキナスも打たれても打ち返すが、これは藤野のペース。そしてバックハンドブローを見せた際に右手首を気にしながらインターバルを迎えた。
ジャッジ3者の支持を集めた藤野。2R開始直後にトラキナスの右手首をドクターがチェックし続行不可能と判断し、藤野がTKO勝ちで暫定王座決定トーナメント決勝進出を決めた。