【ONE100】対抗戦へ。坂本代表「修斗の方が古い」✖酒井代表「世界に通用するアスリートを育成」
【写真】左よりダンテ・カーヴァー、坂本一弘、秦アンディ英之、松井珠理奈、チャトリ・シットヨートン、照英、カルロス・アリムラン、荻原次晴、酒井正和、八木沼純子(C)MMAPLANET
17 日(火)、東京都新宿区のパークハイアット東京39階ドローイングルームにて、ONE 100 Centuryの会見が行われた。
チャトリ・シットヨートンCEOの挨拶に続き、ONE Esportsのカルロス・アリムランCEOが「ソニー・プレイステーション、ニンテンドー、カプコム、セガ、ミクシー、バンダイと日本はビデオゲームのメッカだった。Esports市場として日本はハイプライオリティ」という話があり、秦アンディ英之ONE JAPAN代表が3月の日本大会から10月大会に向けて、この半年間の活動を振り返り、将来の展望を語った。
「チャトリCEOの言ったように8年前に始まったONEのビジョンは100年続かなければならない。そのために大切なことは実在のヒーローが世界を目指すこと。そのために修斗、パンクラス、新空手とパートナーシップを結び、本気になってヒーローを創り、一緒になってマーシャルアーツを日本に広め、逆流させて世界に広める。世界に羽ばたくヒーローを育てる活動を日々行っている」と話した秦代表は、「マーシャルアーツ界を越えて、この考えに賛同いただいたサポーターの方々も後程紹介させていただきます。
2つ目のポイントはこういった活動を伝えていただく大事パートナーであるabema TVの普段からの協力、中継。これまで創り上げていただいた努力。TV東京、毎週のTV番組から今大会の中継(午後9時45分より午後11時25分までライブ中継を行う)、本気になって向き合っています。通過点でしかないが、100という大きな資産を創り上げてきたONEとして、より多くの人に継承していきたい」と言葉を続け、ONE 100で4✖4の王者対決を行う坂本一弘サステイン代表と酒井正和パンクラス代表にマイクを渡した。
「これほどまで熱意のある大会が過去にあったでしょうか。ONE100、皆さまには歴史の目撃者になって欲しい」と言う坂本代表に対し、酒井代表は「格闘技自体がアンダーグラウンドの世界から、ファイターよりアスリートと呼ばれるポジションにしていきたいという想いが私のなかにありました。そのなかでONEが本気で日本に参入した。そこに我々も協力して、アスリートとして陽の目を見ることができるステージ、業界にできるよう──日本大会は節目の大会になる。ここで修斗さんとの王者対抗戦は何か意味がある」とコメントした。
また対抗戦に話が振られると坂本代表は「お互いに老舗と呼ばれていますが、修斗の方が少し古くて、その後にパンクラスさんが出てきた。これは団体としてではなく、選手の戦い。そこはチャンピオンに全てを任せているので、胸を張って修斗の代表として戦ってもらいたい」と発言。一方、酒井代表は「パンクラスは世界に通用するアスリートを育成している場でもあるので、それをいかんなく発揮して証明する──日本最強を決める上では良い戦いになるのでは」と互いに対抗意識を包み隠したような言葉を並べていた。
ここで松井珠理奈、八木沼純子、ダンテ・カーヴァー、荻原次晴、照英ら大会サポーターが紹介されフォトセッションが行われ会見第1部が終了となった。
■ONE100 第1部対戦カード
<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者] シィォン・ヂィンナン(中国)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
ダニー・キンガド(フィリピン)
<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
<キックボクシング女子アトム級/3分3R>
ジャネット・トッド(米国)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
キム・デフォン(韓国)
<ムエタイフライ級/3分3R>
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
ダレン・ローラン(フランス)
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
岡見勇信(日本)
アギラン・タニ(マレーシア)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
リカ・イシゲ(タイ)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
仙三(日本)
リト・アディワン(フィリピン)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
プー・トー(ミャンマー)
ユン・チャンミン(韓国)
<68キロ契約/5分3R>
スノト(インドネシア)
クォン・ウォンイル(韓国)
■ONE100 第2部対戦カード
<ONE世界ライトヘビー級(※100.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]ブランドン・ベラ(米国)
<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者]ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)
<ONE Super Series キックボクシング・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
サミー・サナ(フランス)
<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アージャン・ブララ(カナダ)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
VV.Mei(日本)
ジェニー・フアン(台湾)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
北方大地(日本)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ハファエル・シウバ(ブラジル)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)
手塚裕之(日本)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
松本光史(日本)
久米鷹介(日本)