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【DEEP92】36歳対決、昇侍✖釜谷真。昇侍の拳の圧力に対し、釜谷の選択は

Shoji vs Kamaya【写真】圧力の掛け方にも色々と種類&方法論があるのが、MMA (C)MMAPLANET

13日(金)、DEEP事務局が10月22日(火・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP92で釜谷真✖昇侍のバンタム級戦が組まれることが発表した。

ライト級選手権試合、続々とカード発表が続くJewelsとのダブルヘッダー大会で、バンタム級のベテラン対決が決まった。

DEEPライト級選手権試合=武田光司✖大原樹里を筆頭し、小見川道大✖毛利昭彦、水野竜也✖ 酒井リョウ、芦田崇宏✖長倉立尚、石司晃一✖米山千隼など粒揃いの3回戦に引きの強いカードがもう1枚加わった。

6年振りのDEEP出場も石司晃一、水垣偉弥、に連敗中の昇侍。対する釜谷真は昨年10月に生涯最高のファイトも元谷友貴に敗れバンタム級王座奪取に失敗──も、4月には白川Dark陸斗をギロチンチョークでしっかりと下して、最終滑走のスタートを切っている。

ともに1983年生まれの36歳、昇侍はとことん打撃勝負でどれだけ削られようが一発に賭けて戦うスタイルを貫いている。一方の釜谷も蹴りも含めた打撃に絶対の自信を持ちつつ、テイクダウン&スクランブルファイターとして自己を確立してきた。

今やどの階級で、どのようなタイトルマッチが組まれるのか分からない状況のDEEPにあって、昇侍と釜谷の両者もこの初顔合わせで結果を残すことで、ビクター・ヘンリーの持つ王座挑戦がいつ巡ってきてもおかしくない。打撃勝負の昇侍に対し、釜谷はいなす、外す、付き合うという3つの選択肢がある。いずれにせよ、昇侍の圧力下に置かれては、どの選択もできなくなるだけに、両者の距離、プレッシャーの掛けた方、釜谷は組みでも圧を高めることができるのかに注目したい。


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