【UFN157】計量終了 魅津希の相手ウー・ヤナンが体重オーバー。王者アンドレジ「触れた瞬間、倒れる」
【写真】メインでUFC世界女子ストロー級王座を賭けて戦う王者アンドレジと挑戦者のジャン・ウェイリ(C)Zuffa LLC/Getty Images
30日(金・現地時間)、明日31日(土・同)に中国・広東省は深圳(シェンチェン)のユニバーシアード・スポーツセンターで開催されるUFN on ESPN+15:UFN157「Andrade vs Zhang」の計量が行われた。
メインでUFC世界女子ストロー級王座を賭けて戦うジェシカ・アンドレジとジャン・ウェイリ。まずチャレンジャーのウェイリは大きな声援を送られ、登壇する。体重計の上で中国国旗を広げるとさらに歓声が大きくなった。ただし、挑戦者のアンドレジにも同じような反応があり、チャンピオンに向けてブーイングはシェンチェンのファンから起こらなかった。
ウェイリは「まずジェシカが友好的に私のチャレンジを、中国で受けることを承諾してくれて感謝している。ただし彼女はベルトを持ってきたけど、ここに置いていくことになる」と笑顔を浮かべて話す。対してアンドレジは「ここで最初のタイトル防衛戦を行なえて嬉しい。私たちは中国を愛している。でも、私がベルトを失って帰国すると思っているのなら、考え違い。私が彼女に触れた瞬間、倒れることになる。ベルトはブラジルに持って返る」と言い返した。
なお魅津希と対戦するウー・ヤナンは1ポンド・オーバー規約から3ポンド重い 129ポンドと計量を失敗。それでも、まるで悪びれた様子もなく笑顔を浮かべて、スケールの上で両手を広げるという態度を取ってから魅津希とフェイスオフを行った。
ウー・ヤナンはファイトマネーの30パーセントを魅津希に支払うことで、試合が成立するが、ただでさえ魅津希にとっては1階級の上での試合だ。計量終了時間まで落とす努力をしなかったというヤナンが、ギリギリまで体重を落とす努力をせずに余力を残しているのは不条理だ。
■ UFN157計量結果
<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ジェシカ・アンドレジ: 114.5ポンド(51.94キロ)
[挑戦者] ジャン・ウェイリ: 115ポンド(52.16キロ)
<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)
リー・ジンリャン: 171ポンド(77.56キロ)
<フライ級/5分3R>
マーク・デラロサ: 125.5ポンド(56.92キロ)
カイ・カラフランス: 126ポンド(57.15キロ)
<フェザー級/5分3R>
ルー・ジェンホン: 146ポンド(66.22キロ)
マフサル・エヴォエフ: 146ポンド(66.22キロ)
<女子フライ級/5分3R>
ウー・ヤナン: 129ポンド(58.51キロ)
魅津希: 125ポンド(56.7キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170.5ポンド(77.34キロ)
デリック・クランツ: 169ポンド(76.66キロ)
<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス: 185ポンド(83.91キロ)
パク・ジョンヨン: 186ポンド(84.37キロ)
<バンタム級/5分3R>
アンドレ・スークムタズ: 136ポンド(61.69キロ)
スムダーチー: 136ポンド(61.69キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 206ポンド(93.44キロ)
カディス・イブラヒモフ: 206ポンド(93.44キロ)
<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
チアゴ・モイゼス: 156ポンド(70.76キロ)
<バンタム級/5分3R>
ダナー・バタゲレル: 136ポンド(61.69キロ)
アラテンヘイリ: 136ポンド(61.69キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
カロル・ホザ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ララ・プロコピオ: 135ポンド(61.24キロ)