【UFC241】3年振りの復帰戦で、ネイト・ディアスがアンソニー・ペティスとの喧嘩&寝技マッチを制する
<ウェルター級/5分3R>
ネイト・ディアス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アンソニー・ペティス(米国)
足を使うペティス、前に出て右ボディを連打するネイトだが右を被弾する。離れて放った左にも右を合わされたネイトは、クリンチから細かいパンチを連打する。回り込んで離れてボディフックを入れたペティスは、前に出て左右のフックから右ハイを狙う。ネイトは再びクリンチからダーティーボクシング、離れたペティスのハイキック狙いに右フックをヒットさせる。
ヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウンしたネイトは、ギロチンを抜けて担ぎパスへ。ペティスはクローズドガードを取り、後方回転。バックを制したネイトはバックマウントからマウントに移行、背中を見せたペティスをワンフック、さらに両足をフックしてバックを制した。
2R、ローを蹴ってバランスを崩したペティスが立ち上がると、ネイトがケージに押し込む。離れたペティスは左フックを入れ、中間距離の打撃戦に挑む。ロングショットをかわされ、パンチを被弾するネイトはバランスが良くない。目を気にするネイトにボディフックから顔面にパンチを打ちこむペティス。とネイトにドクターチェックが入る。リスタート後、右をペティスが当て前に出るネイトのボディに右を打ちこむ。
前に出続けるネイトに対し、パンチを当て離れるペティス。ネイトは構わず前に出て組んでバックへ。キムラを仕掛けたペティスは、そのままキャンバスに背中をつかされる。スクランブルから立ち上がったペティスにヒザを入れたネイトが、右エルボーをヒットする。ケージを背負ったペティスが打ち返すが、ネイトがパンチを纏めヒザをボディに突き刺す。ペティスもヒザを返すが、ネイトはアッパー、フックを打ちこむ。右エルボーを返したおペティス、打たれ強さはネイトか。それでも左右のパンチを連打し、優勢のままラウンド終了を迎えた。
最終回、クリンチからボディを連打するネイトに対し、ペティスも左右のパンチを入れて間合いを外す。ネイトは左ジャブを当てて前に出ると、右ボディ。打ち合いモードのペティスも左右のフックを返す。クリンチを交えつつ殴り合いを続ける両者、ネイトは左を当て、さらに右を打ちこみ、ヒザの連打でついにダウンを奪う。ガードを取り、回転して亀になったペティスは、バックグラブを待つように胸を合わせてトップを奪取。
ガードのなかで息を整えたペティスがエルボーを落とす。手首を掴み、三角狙いのネイトだが、滑って上手く仕掛けることができない。立ち上がったペティスは、三角狙いに担ぎからパス、バックを伺うが前方に落とされる。逆にバックを取ったネイトは、パンチを入れ、ここも両足をフックする。さらに右手をも制しにいったがペティスが許さず。またも胸を合わせたペティスにネイトが三角絞めを狙う。ペティスが体を跨いて防いた直後に試合終了となった。
打撃から寝技でも激しい攻防を見せた両者、結果は3-0でネイトに凱歌が挙がった。