【UFN156】ウルグアイ在住のブラジル人ファイター=ガラゴヒが、タフファイトでバンデナイに勝利
<フェザー級/5分3R>
ルイス・エドゥアルド・ガラゴヒ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ウンベルト・バンデナイ(ペルー)
バンデナイ、ガラゴヒ共に大きな声援を受ける南米対決。様子見の中でスイッチを見せて、右ハイを蹴るガラゴヒがローも当てる。バンデナイは左を振るって前に出ると、組んで一気にテイクダウンを決める。ケージを背に頭を押して立ち上がろうとしたガラゴヒがエルボーを頭部に入れる。マウントを奪われそうになったが立ち上がったガラゴヒは、右腕を差してテイクダウンを奪うとパンチを落とし、スタンドに戻る。
左ロー、後ろ回し蹴りを見せたガラゴヒは右ボディフックから左フックをヒットさせる。もんどりうったバンデナイがダブルレッグでテイクダウンを奪うが、ガラゴヒはここもすぐに立ち上がる。とジャンピングガードを見せたバンデナイが、自ら着地する。離れたガラゴヒは、エルボーからパンチの連打を繰り出し組まれても逆にケージに押し込む。
体を入れ替えたバンデナイがボディロックテイクダウン。前に崩されたガラゴヒが立ち上がったところでラウンド終了となった。
2R、左ローを入れたガラゴヒに対し、バンデナイが左を伸ばすもプレッシャーを受けて下がる。ガラゴヒは勢いのあるローを続けるも、バンデナイが前に出て荒いワンツーフックを打ちこむ。ガラゴヒはクリンチに出て、ケージにバンデナイを押し込む。レフェリーはブレイクを命じ、試合はオクタゴン中央へ。バンデナイはフックを振りまわすが当たらず、ガラゴヒが腹を攻める。ここから左を顔面にヒットさせたガラゴヒの左ローにファンが呼応して声を挙げる。クリンチからエルボーを入れたバンデナイ、ガラゴヒは後ろ回し蹴りを空振りし、残り10秒を切ってからバンデナイがダブルレッグに成功した。
最終回、ワンツーを入れたガラゴヒ。バンデナイも右から左を返し、テイクダウンへ。押し返したガラゴヒだが、バンデナイも体を入れ替え小外刈りでテイクダウを決める。スクランブルでバックを狙ったバンデナイは、胸を合わせてきたガラゴヒからマウンドを狙う。右腕を差して立ち上がり、コレを許さなかったガラゴヒはケージに押し込まれるとレフェリーがブレイクを命じた。
残り半分、バンデナイがダブルレッグからドライブしケージ際でのクリンチ合戦にウルグアイのファンはブーイング。ガラゴヒがポジションを入れ替え、逆に押し込む。両者、相当に消耗しながら汗かきファイトを展開し、離れるとガラゴヒがガードの上からフックを放っていく。サウスポーでフックを交換する両者、ガラゴヒが右アッパーを入れシングルレッグを切る。最後の5秒で足を止めてのブルファイトを見せた両者──結果はフルマークでウルグアイ在住のブラジリアン=ガラゴヒが判定勝ちを収め、涙を見せた。