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【UFN156】ドゥリーニョが20連勝中、岡見を圧倒したクンチェンコから2週間の準備で勝ちきる

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アレクセイ・クンチェンコ(ロシア)

左を伸ばして圧力を掛けるクンチェンコが後ろ回し蹴り。ライト級時代と変わらずドゥリーニョは鋭い右ローを蹴り、バランスを崩させる。さらに右ストレートを当てたドゥリーニョに対し、クンチェンコも右ローを連続で入れ、左フックを合わせる。ドゥリーニョは右ローを返して、右ハイを見せると組んでテイクダウンへ。背中をつかせたクンチェンコから一気にパスを奪い、足を束ねていく。ガードに戻されても足を抜きつつ、トップを維持するドゥリーニョはクンチェンコを立たせない。

ケージにもたれた形から背中をマットにつかされたクンチェンコは、パンチの連打にマウントを許しそうになる。ここで腰を上げたクンチェンコが立ち上がったところで初回が終わった。ラウンドを取ったのはドゥリーニョだが、一連の壁際の攻防で削られたのはどちらか。

2R、ワンツーで前に出るクンチェンコに右を当て、ヒザ蹴りを繰り出すドゥリーニョは右オーバーハンドにテイクダウンを合わせるが、これは切られる。クンチェンコは左ハイ、距離を詰めてワンツーでボディを打つ。スイッチして左オーソでローを蹴るクンチェンコが圧力を高める。ドゥリーニョの負けじとロー&ワンツー、オーソのクンチェンコが前足の蹴りを見せる。ケージに詰められてもパンチで応戦できるドゥリーニョが左ミドル、クンチェンコも同じ蹴りを返す。ワンツー、左ミドルのクンチェンコに対し、ドゥリーニョが右ロー、直後に低い姿勢でダブルレッグを決める。

オクタゴン中央で上を取ったドゥリーニョはワキを差して、ハーフへ。クンチェンコのブリッジ、潜りを潰しエルボーを落とす。パンチ、ヒジを打ったドゥリーニョは、スクランブルでバックを伺うが前方に落とされた直後にラウンド終了を迎えた。

最終回、ドゥリーニョが右ミドルを2発入れ、クンチェンコも右ミドルを返して右フックを当てる。やや呼吸が荒くなっているドゥリーニョは、パンチを見せて左に回る。クンチェンコのパンチに組みつき、引き込みから立ち上がったドゥリーニョがケージにクンチェンコを押し込み、ある程度時間を使って離れる。クンチェンコはロー、ガードを固めるドゥリーニョの顔面にパンチを入れる。

ワンツーをヒットさせたクンチェンコの右ローで、マットに寝転んだドゥリーニョがガードを取る。レフェリーはブレイクを命じ、試合がスタンドへ戻り残り試合タイムは2分30秒に。クンチェンコは圧力を高め、右ミドル。ここで組んだドゥリーニョが前方にクンチェンコを崩し、バックに回る。胸を合わせたクンチェンコの小さなパンチに歓声が挙る。

ドゥリーニョはクリンチで時間を稼ぐが、最後の20秒でブレイクを命じられる。下がって後ろ回し蹴りを見せたドゥリーニョは、強烈なローにもパンチは被弾せずサバイブ。キャリア20連勝、M-1王者、そして岡見勇信を圧倒したクンチェンコに対し、最後はガス欠に陥ったものの打撃、テイクダウン&コントロールで渡り合ったドゥリーニョが判定勝ちを収めた。

「2週間のショートノーティスで試合を受けたし、今日は勝つために戦った。ローキックは効いたよ」とドゥリーニョは勝利を振り返った。


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