【写真】春日井がバンタム級、キム・ギョンピョがライト級王者に(C)MMAPLANET

28日（土）、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場でHEAT45が開催されバンタム級王座決定戦は春日井たけしが、ライト級選手権試合はキム・ギョンピョが勝利し2人の新チャンピオンが誕生した。

テイクダウンからパウンドで攻めると公言していたキム・ギョンピョは、ダブルレッグでトム・サントスを抱え上げケージ中央にテイクダウンを決めると、足を抜いてパスからマウントへ。

サントスも戻して、スクランブルに持ちこもうとしたがバックを取られるのを嫌がり、自ら背中をつけてガードを取る。キム・ギョンピョは再び足を抜いて、マウントを奪うとエルボーとパンチの連打でTKO勝ち、HEATライト級のベルトをその腰に巻いた。

セミのバンタム級王座決定戦は赤尾セイジが三日月蹴りを効かせ、ワンツーで初回にダウンを奪う。そのまま春日井をコントロールしてまずは試合をリードする。しかし2Rになると左ジャブ＆右ストレートを当てるようになった春日井が、テイクダウンされても立ち上がり右アッパーで赤尾の動きを止める。

ここからパンチのラッシュをかけ、倒れた赤尾にパウンドを連打した春日井が最後はRNCでタップを奪い、バンタム級王者に返り咲いた。

メインのキックボクシングマッチはジェロム・レバンナが貫録のKO勝ち、ちびウルフことパク・ジョンウンはキックルールで本職の鈴木万李弥をスプリットで下している。

※今大会の模様は後日、レポートします。

■HEAT45試合結果

＜キック・スーパーヘビー級／3分3R＞
ジェロム・レバンナ（フランス）
Def.2R2分15秒by KO
イム・ジュンス（韓国）

＜HEAT総合バンタム級王座決定戦／5分5R＞
春日井たけし（日本）
Def.2R4分33秒by RNC
赤尾セイジ（日本）

＜HEAT総合ライト級選手権試合／5分5R＞
キム・ギョンピョ（韓国）
Def.1R4分32秒by TKO
トム・サントス（ブラジル）

＜キック・ライト級／5分3R＞
将暉（日本）
Def.2R1分23秒by KO
チャオ・ロゲート（タイ）

＜キック・スーパーヘビー級／5分3R＞
楠ジャイロ（ブラジル）
Def.1R0分43秒by KO
本田幸一郎（日本）

＜キック・64キロ契約／3分3R＞
チョ・ギョンジェ（韓国）
Def.3-0
石田勝希（日本）

＜キック55キロ契約／5分2R＞
パク・ジョンウン（韓国）
Def.2-1
鈴木万李弥（日本）

＜キック・ライト級／3分3R＞
ヘンリー・セーハス（ボリビア）
Def.2-0
キム・ジンヒョク（韓国）

＜ヘビー級／5分3R＞
カン・ジウォン（韓国）
Def.1R1分56秒by TKO
アドナン・アリ（セルビア）

＜キック・ミドル級／3分3R＞
アビラル・ヒマラヤン・チーター（ネパール）
Def.2R2分58秒by TKO
フランコ・グティエレス（ボリビア）

＜ウェルター級／5分3R＞
イ・ヒョンシク（韓国）
DQ 2R3分33秒※後頭部への打撃
やましたたかし（日本）

＜68キロ契約／5分3R＞
葛西達（日本）
Def.3-0
ファン・ソンジュ（韓国）

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