【DWCS S10 Ep04】何故、34歳のリヴェラの登用。マクラッケン×サンチェスのライト級戦は激闘必至?!
【写真】マクラッケン×サンチェス。この試合はマストチェックだ (C)MMAPLANET
1日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのメタ APEXでDWCS S10 Ep04が開催される。先週は-6000フェイバリットのベラ・ミアがアレックス・アポダカに敗れ、過去10年の歴史(ダナ・ホワイトはUFC史上と発言)で、最大の番狂わせが見られたコンテンダーシリーズ。
Text by Manabu Takashima
今週はライト級が2試合、ウェルターからライトヘビー級がそれぞれ1試合と軽量級の試合は組まれていない。そんななか気になるのは、メインに出場するパトリック・リヴェラの年齢だ。
1994年2月24日生まれのリヴェラは、既に34歳を迎えている。ちょうど1年前、シーズン04の第4週で36歳のマンデル・ナロとの契約を発表した時、ダナは「年齢は好きじゃないが、ファイトは気にいった」という趣旨の発言をしている。たださえ30歳以上のファイターにとって、契約が厳しくなるUFCにあって。その登龍門でリヴェラを登用した意図とは?
そんなリヴェラと戦うアダム・ダービーは英国、Cate Warriorsを主戦場とするアイルランド人ファイターで、キャリアは7勝1敗。現在は6連勝&5フィニッシュ中の27歳だ。
191センチの長身ファイターに挑むリヴェラも現在6連勝で、レコードは13勝4敗。しかしながら、この間の対戦相手で勝ち越しているのは、1人だけ。他に1人が10勝10敗のイーブンで、他の4人は負け越していることもあり、ダービーが圧倒的に有利という見方がなされているが……果たして。先週ほどでないが、番狂わせは起こるのか。
コメインのミドル級の一戦は、昨年に続き2度目の挑戦となるブランドン・ホームズが、モデスチノ・ホドリゲスと戦う。キャム・ロウストンに敗れたホームズだが、それ以前には先週サインを果たしたニック・ガランティに勝利している。
再挑戦で契約を何としても勝ち取りたいホームズの前に立ち塞がるホドリゲスはMMA戦績7勝1敗、勝っても負けても全てKO決着――昨年のK-1 World GP南米予選の準優勝者だ。K-1ファイターのUFCといえば、先週の上海大会でK-1World GPクルーザー級王者、そして30周年記念無差別級Tを制したリウ・ツォが、レヴィ・ホドリゲスJrをKOしオクタゴン・デビューを果たしている。Lemino修斗で鮮烈な印象を残したホーキ・コンセイソンの同門、元K-1ファイターはUFCに辿り着けるか、見ものだ。
まだ第3試合のライト級のマッチアップ=リアム・マクラッケンとシルベストレ・サンチェスの一戦は、今週一の期待のカードといえる。パディ・ピンブレットに代表されるスカウサー――UFCでも数々の実績を残すリバプールっ子軍団の一員マクラッケンは、戦績8勝1敗で5KO&3つの一本勝ちを誇る。唯一の敗北がBellatorを舞台に戦ったアザエル・アジョウジに喫した判定負けだ。
アジョウジといえば、今年5月のPFLベルギー大会でSASUKEをハイキックで倒したストライカーで、その強さは日本のファンを震撼させた。アジョウジがレンジコントロールに長けていたのに対し、マクラッケンはリードフック&アッパーから右ストレートなど、接近戦BOXで強み発揮するウェルラウンダーといえる。
対するサンチェスは9勝1敗、3KO&5つの一本勝ちという戦績を残す。一見このレコードだけを見ると、打撃もできるグラップラーに感じられるが、決してそんなことはない。サンチェスは接近戦上等、ハードパンチャーが揃ったUFC PIメキシコで鍛えられた精鋭だ。
彼自身、強烈な勢いのある右ショートを持つスイッチヒッターだ。蹴りは前、後ろ両方で蹴ることができ、首相撲では強烈なヒジの一撃もある。一本勝ちが多いのはダウンを奪った相手をパウンドアウトでなく、ポジションを奪ってチョークで仕留めることが多かったから。マクラッケン×サンチェスは好勝負&フィニッシュ決着必至。仮に判定に勝負がもつれるようなことがあれば、それは敗者もサインの可能性が出てくる――大激闘になる可能性が高い必見の一番だ。
■視聴方法(予定)
9月1日(水)
午前8時00分~UFC Fight Pass
午前7時45分~ U-NEXT
■DWCS S10 Ep04対戦カード
<ウェルター級/5分3R>
アダム・ダービー(アイルランド)
パトリック・リヴェラ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ブランドン・ホームズ(米国)
モデスチノ・ホドリゲス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
リアム・マクラッケン(英国)
シルベストレ・サンチェス(メキシコ)
<ヘビー級/5分3R>
チャーリー・クリーブランド(米国)
ガブリエル・ロレンソ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
アダム・リヴィングストン(米国)
ハンター・スミス(米国)



















