【KNOCK OUT68】クンクメールのエイと対戦。寺島輝「ギリギリの斬り合い。日本流の戦い方で倒したい」
【写真】様々な格闘技をミックスさせたジャパニーズスタイルが持ち味の寺島。テクニックはもちろん、一撃の破壊力にも定評がある(C)TAKUMI NAKAMURA
5日(土)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるKNOCK OUT68「KNOCKIN’ on the WORLD」が開催。今大会ではKNOCK OUT×クンクメールの対抗戦が組まれ、寺島輝がエイ・マムリンプートングと対戦する。
Text by Takumi Nakamura
デビューからK-1グループで戦ってきた寺島は今年5月からKNOCK OUTに参戦。実力者の小川悠太から右ストレートでダウンを奪い、TKO勝利を収めた。この勝利が評価されて、対抗戦の一員に抜擢かつ強豪エイとの試合がマッチアップされた寺島は「相手も強いですけど負けないかなと思っています」と自信あり。極真空手、少林寺拳法、伝統派空手……様々な格闘技をミックスしたハイブリッドなジャパニーズ・スタイルでの勝利を目指す。
(KNOCK OUTの)八角形リングは俺みたいな足を使うタイプはやりやすい
――KNOCK OUT初参戦となった5月の小川悠太戦はダウンを奪ったうえでのTKO勝利でした。あの試合から振り返ってもらえますか。
「八角形リングは初めてだったんですけど、すごくやりやすかったですね。ダウンを取ったワンツーは練習からバンバン入っていたんで、自信を持って打ってました。小川選手はタフな相手なんで、結構長引くかなと思っていたんですけど、作戦が早めにハマってくれたなって感じですね」
――寺島選手は足を使って距離を大事に戦うタイプなので、八角形リングは戦いやすいですよね。
「はい。俺みたいなタイプはやりやすいです。ロープまで詰められて捕まることがまずないんで。めっちゃやりやすいです」
――小川選手はタフで相手と正面衝突せず上手く戦うスタイルで、なかなかKOすることが難しいタイプだと思います。右ストレートで倒すことはイメージされていたのですか。
「どの試合を見てもあんまり倒れているシーンがなくて、のらりくらりやりきる感じだったんで、それに付き合わないで自分のペースに持っていくことがテーマだったんですよ。あとは初参戦だから倒してインパクトを与えたいと思っていたんで、何かしらの技で倒せる準備はしていました」
――仮に右ストレートで倒せなくても他の技で倒す用意はしていたのですか。
「はい。もし3Rまでいっていたらカーフとかで倒れてたんじゃないですかね」
――試合そのものが約1年半年ぶりでしたが、この期間はどんなことを意識して練習してきたのですか。
「試合がない期間もずっと練習していて、その期間で自分の基礎や強みが改めて分かって、この試合展開に持っていけたらそんなに負けることはないよなというものを見つけられた気がします」
――試合間隔が空いたこともプラスになっているようですね。
「試合間隔が空いたことだけ不安だったんですけど、見てもらっても分かる通り、そんなに影響はなかったと思います」
カンボジア人からめちゃめちゃDMが届くんですよ。『お前の相手はこんなに強いぞ』って
――小川戦の勝利が評価されて、今回はKNOCK OUT×クンクメールの対抗戦のメンバーに抜擢され、エイ・マムリンプートングと対戦することになりました。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか。
「特には…ですね。オファーをもらって『やります』って感じです。その時は相手のことをあまり知らなくて、後から映像を見て強いなと思ったぐらいです」
――対戦相手としてエイにはどんな印象を持っていますか。
「まず背がでかいですよね。あとはクンクメールの選手ですけど、やっているルールはほぼムエタイルールなんで、ムエタイ系のアグレッシブでいい選手だなと思います」
――プロフィールでは身長182㎝ですが、数字以上にサイズが大きく見えますよね。
「そうですよね。確かエイはカンボジアでナビル・アナンと試合してるのかな。で、カンボジア人からめちゃめちゃDMが届くんですよ。ナビルとやっている動画とかを送ってきて『お前の相手はこんなに強いぞ』みたいな。俺からしたらうるせえよって感じですけど(苦笑)」
――小川戦と同じく倒す技は幾つも用意して練習していますか。
「そこはもうだいぶ固まってきてますね。今まで出してなかったような技を一つ作っていて、それが当たるか当たらないかはおいておいて、自分の中ですごい自信になるんですよね。『俺、これ持ってるぜ』みたいな。あとは自分の強みを活かせられれば、相手も強いですけど負けないかなと思っています」
極真空手、少林寺拳法、伝統派空手……自分のスタイルは色んな格闘技がミックスされている
――寺島選手は戦い方が独特なものがあると思うのですが、格闘技のバックボーンは空手ですよね。
「そうですね。一番長くやっていたのは極真空手です。でも極真をやりながら親父に少林寺拳法の蹴りを教わっていたんで、当時からちょっと変則的なスタイルだったんですよ。近い距離から顔面をバーンと蹴ったり。そこからグローブ空手をやって、伝統派空手もやっていたんで、色んな格闘技がミックスされて、唯一無二のスタイルではあるのかなとは思ってます」
――なるほど。それで寺島選手の戦い方やファイトスタイルはオリジナルのものなんですね。それは自分でも武器になっていると思いますか。
「思いますね。近い距離だったら極真空手だし、遠い距離だったら伝統派空手だし、中足の蹴りは少林寺拳法で親父から教わった技だし…みたいな。そういうものを全部ミックスしてますね。相手はクンクメールで戦績も多くて、いろんな経験があると思うんですけど、俺みたいなタイプとはやってないだろうし、日本流の戦い方で倒したいですね」
――ここからはどんな目標を持って戦っておきたいと思いますか。
「一つはベルトじゃないですかね。ただエイは楽に次を見据えられるような相手じゃないと思っています。殺傷能力も高い選手だと思うし。ただ俺も自分の殺傷能力は高いと思っているから、すぐ斬られるかもしれないし、すぐ斬るかもしれない。そういうドキドキした展開になると思います。だから先の展開というよりは、今、この試合に向けて全力でやっています」
――寺島選手自身、そして見ている人たちに対しても緊張感のある試合を見せたいですか。
「まさにギリギリの斬り合いになるような試合をしたいと思っているし、相手にリスペクトを持って、俺はすぐ斬りに行くんで。それを楽しみに見に来てほしいですね」
■視聴方法(予定)
9月5日(土)
午後12:45~U-NEXT
■KNOCK OUT68 対戦カード
<KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦/3分3R+ExR>
ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)
龍聖(日本)
<KNOCK OUT-BLACK女子アトム級選手権試合/3分3R>
山田真子(日本)
平岡琴(日本)
<KNOCK OUT-REDライト級/3分3R>
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)
チャド・コリンズ(豪州)
<KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R>
大沢文也(日本)
セーンダオレック・スターライトジム(タイ)
<KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級/3分3R>
カルロス・モタ(ブラジル)
福永輝(日本)
<KNOCK OUT-UNLIMITED 75キロ契約/3分3R>
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)
宮原穣(日本)
<KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
久井大夢(日本)
<KNOCK OUT-UNLIMITED 75キロ契約/3分3R>
スパイク・カーライル(米国)
鈴木悠斗(日本)
<KNOCK OUT-BLACK 59キロ契約/3分3R>
古木誠也(日本)
勇志(日本)
<KNOCK OUT-BLACK 61キロ契約/3分3R>
レオナ・ペタス(日本)
クラマック・チャンラッチ(カンボジア)
<KNOCK OUT-BLACK 66キロ契約/3分3R>
寺島輝(日本)
エイ・マムリンプートング(カンボジア)
<KNOCK OUT-BLACK 64キロ契約/3分3R>
力斗(日本)
ムン・メイキア(カンボジア)
<KNOCK OUT-REDバンタム級/3分3R>
心直(日本)
山川敏弘(日本)
<KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級/3分3R>
優翔(日本)
新田宗一朗(日本)
<KNOCK OUT-BLACK 51.5キロ契約/3分3R>
酒井柚樹(日本)
久貝飛雄馬(日本)
<KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級/3分3R>
藁谷兼介(日本)
高梨玲次郎(日本)















