【LFA242】結果――上久保の相手は変更。トイチュベクの出場はならず、マルコス・ブレノと対戦
【写真】誰が相手でも勝たないと上久保の未来の扉は開かない(C)PFL
18日(金・現地時間)にミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルで開催されるLFA242。同大会に出場する上久保周哉の対戦相手が、マルコス・ブレノに変更された。
Text by Manabu Takashima
7月24日に無敗のキルギス人ファイター=ダニエル・トイチュベク・ウールと対戦することが発表されていたが、トイチュベクに関して、韓国のBlack Combatが契約下にあるファイターだと、まずはYouTubeで同プロモーションのブラック会長が発言していた。
「フェンニル(トイチュベクのリングネーム)はBlack Combatの長期契約選手(6試合契約という話が伝わってきている)で、LFA出場を許可したことはない。本来Black Combatは選手想いの団体なので、事前に相談してくれたら前向きに考えていただけに凄く残念だ。LFAには既にフェンニルはBLACK COMBATの選手だと、公文書を送り済みだ」という主張に関して、この時点でLFAのマッチメイカーであるマーク・ビエリは「この団体のことはあまり知らないので、すぐに確認を取る。現時点で、この情報に関して誰も把握していなかった」という趣旨の発言をしていた。
その後、直前になって上久保の試合が無くなるということを避けるべくLFAはトイチュベクサイドとBlack Combatに確認を急いだ。
そして8月22日に韓国はソウルのチャムシルで行われたBlack Cupの記者会見で、ブラック会長が「今はLFAも状況を完全に把握した。彼らは『この試合のために1カ月、プロモーションしてきたが、道理に従ってBlackの望む措置に従う』と言うことだったので、我々は試合を中止するように伝えた」という発言があった。
これを受けてLFA側に状況を確認すると「Black Combatから、シューヤの対戦相手の契約状況について連絡を受けた。彼らはトイチュベクの試合出場を認めない意向で。恐らくは実際に試合を中止・阻止することまではできないだろうけど、MMA業界における他のプロモーターとの関係を尊重したいと思う」ということで、対戦相手の変更に踏み切った。
LFAは当然として、米国は契約社会、そしてトラブルを良しとしない。実際にはLFA側は初めて、この問題が起こった時から代替選手を用意し、上久保サイドにも伝えていた。
その代替選手が当初の予定からも変更され、ブレノで公となった。ブレノはキャリア15勝4敗、28歳のブラジリアンだ。グローバー・テイシェイラ門下で、Bellator294でダニー・サバテロ、PFL Super Fightsでラフェオン・スタッツに敗れているブレノは、そのスタッツ戦以来、実に1年11カ月振りの実戦復帰となる。
ブレノは去年の8月のベンチュラ大会で一度は上久保の相手として発表されたが、負傷欠場。その後もエドゥアルド・トーレス、さらに今年8月のベンチュラ大会のエクチュル・シュニスベク戦が流れていた。
結果、試合まで3週間での対戦相手の変更だが、この辺りはもう上久保も慣れている。それが北米でMMAを戦っていくこと。コンテンダーシリーズのカードがどんどん決まるなかで、グラップリングMMAとしてのファイターとしての真価が――スタッツやサバテロをスケールとして――問われる一戦であることは間違いない。


















