この星の格闘技を追いかける

【UFN152】ハモスが新顔ハバートをフィニッシュできずもフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ダヴィ・ハモス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
オースチン・ハバート(米国)

ジャブからローを蹴るハバート、ハモスはジャブに右を合わせようとする。両者の前蹴りが同時に急所に当たり、珍しい中断に。再開後、ハモスがワンツーから右フックを振るう。ハバートは右前蹴り、左右に細かくステップを踏み右ストレートを届かせる。右ハイを蹴ったハモスに、ショートの連打を決めたハバートが勢いのあるローを続ける。ハモスは前蹴りに右を当て、ワンツーを続けるとアイポークがあったとインターバルを要求する。

残り67秒で再開し、ハモスがワンツーをヒット。さらに左フックを当てたハモスが残り30秒でダブルレッグで組みつきバックに回る。細かいパンチを入れながらRNCを狙うハモスだが、ハバートは防御に徹しきり初回を乗り切った。

2R、前蹴りを蹴った際に足に不具合が出たような仕草を見せたハバート。その右足でローを蹴るが、やはり動きがおかしい。ハモスも右ローをスネに当て、後退する。直後に右をハバートがヒットさせるが、ハモスは右を振って組みつくとワキを潜ってバックに回り込む。後方にエルボーを打ってくるハバートに対し、ハモスは自ら後方に倒れこむが両足をフックできずスクランブルからスタンドへ。

左ボディ、右ローを決めたハバートはスイッチを織り交ぜ、右前蹴り。ハモスが左フックを打ち返し、右ストレートを当てダブルレッグでケージへ。キムラクラッチのハバートを、ハモスがシングルでテイクダウンしハーフで抑え、2Rが終了した。

3R、ハバートが左ジャブから右ロー、キャッチし損ねたハモスがヒザ蹴りに距離を取り直す。圧力を強めるハバートは左ローを連続で蹴るが、ハモスが右ローを返す。ハバートはケージまで下がったハモスに左ハイ、ブロックしたハモスがワンツーで前に出て左フックを効かせる。

パンチでラッシュを掛けたハモスが、ダブルレッグからバックに回ってグラウンドへ。左の勢いのあるパンチを打ちつけると、一旦ハーフで抑える。鉄槌を落とすハモスだが、レフェリーがブレイクを命じる。残り試合時間は70秒、ハバートは飛びヒザで前に出るもハモスもフックを振るう。ここで後ろ回し蹴りを見せたハモスは、そこに右を被弾してダウン!! ガードを取ったハモスは、パウンドも許さずクローズドガードの中にハバートを入れタイムアップを迎えフルマークで判定勝ちした。

「今日のような試合は好きじゃない。次はフィニッシュする」と勝利を振り返った。


PR
PR

関連記事

Movie