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【ONE WS05】ワイルドになったジョブリンが、ヒザとパンチを打ち続けハードウィックからTKO勝ち

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
キーラン・ジョブリン(ニュージーランド)
Def.3R2分47秒 by TKO
ジョシュア・ハードウィック(米国)

サウスポーのハードウィックに対し、ジョブリンが右ミドルを蹴る。さらに右ミドルから左右のフックを振るうジョブリンが一気にテイクダウンを決める。ハードウィックのギロチンにも足を一本抜き、頭を抜きに掛ったジョブリンがヒザで顔面を狙う。ケージ中央で試合が再開になると、クローズドガードのハードウィックにジョブリンがエルボーを落とす。さらに鉄槌やパンチを続けるジョブリン、またもレフェリーがブレイクを命じる。

フリーズから再開になれていないレフェリーは、ブレイク時がオープンだったハードウィックがクローズドをとってもそのまま試合を進める。足を一本抜いたジョブリンは、パンチを顔面に打ち込み、背中を見せたハードウィックを後方から殴る。ガードを取り直したハードウィックはエルボーで額が切れて流血した状態でパンチを重ねられた。

2R開始直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたジョブリンは、ガードの中からエルボーを落とす。右足を抜いたジョブリンが、エルボーを打ちつけトップコントロールを続ける。ハードウィックは足を戻すのに精いっぱいという劣勢が続く。エルボー、パンチ、前腕と殴られるばかりのハードウィックはついにマウントを許す。それでもすぐに足を戻すも、エルボーとパンチを打たれ三角絞めを担がれたハードウィックに、ジョブリンがハーフから勢いが増したパンチをうちつけ圧倒的なラウンドとした。

最終回、ハードウィックのヒザ蹴りにあっさりとテイクダウンを合わせたジョブリンは、傷口を狙ってパンチを打ちこむ。頭を抱えるシーンも出てきたハードウィックは、ここもエルボー&パンチをまとめる。足を戻されようが、ヒジと拳を打ち続けるジョブリンの一方的な試合展開に、ついにレフェリーが試合をストップした。

かつてパンクラスで徳留一樹に敗れた時よりも、かなりワイルドに成長していたジョブリンが快勝しWS初出場でTKOケチを手にした。


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