【UFC236】自らのテイクダウンゲームで削られたOSPが、クリロフのRNCに敗れる
<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)
Def.2R2分13秒by RNC
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
左右の蹴りからワンツーを繰り出すクリロフが、右をテンプルに当てる。バランスを崩したサンプレーが組んでテイクダウン。ケージを背にして立ち上がろうとするクリロフに、サンプレーがテイクダウントライを続ける。尻もちをつかされても立ち上がったクリロフはアゴを抱えてネッククランクからヒザ蹴り、ボディにパンチを入れて逆にサンプレーを押し込む。
サンプレーは小外刈りでもう一度テイクダウンに成功するが、クリロフはここも即スタンドに戻る。逆にテイクダウンを狙ったクリロフだが、サンプレーがウィザードから潰してサイド、そしてマウントへ移行する。ブリッジから立ち上がったクリロフはヒザ蹴りの連打から、右を当てる。疲れが見えるサンプレーの腹に蹴りを入れたクリロフは組まれても、逆にケージ押し込みパンチを打っていく。攻められたクリロフが、粘りと終盤に強さを見せた初回となった。
2R、クリロフが右ミドルを入れ、ハイキック、さらに前足のミドルからワンツーをヒットさせる。嫌がって組みついたサンプレーのダブルにエルボーを入れ、逆にダブルレッグを決めたクリロフがマウントを取る。パンチに背中を見せたサンプレーに両足をフックしたままでパンチを入れ、エルボーを落としたクリロフがRNCでタップを奪い、5年前のリベンジを果たした。