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【UFN186】初回は組み負けた感があったアンカラエフが、2&3Rを取りクリロフから判定勝ち

<ライトヘビー/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

右を打って組みついたクリロフがバックに回る。テイクダウン狙いに、2度ケージを掴んだアンカラエフだが、前の試合のシウバと違い口頭注意に収めっている。左足を束ねられながら、ヒザ立ち状態から立ち上がったアンカラエフはハイクロッチを切って距離を取ることに成功する。

ミドルを蹴らながらアンカラエフが右フックを当て、アッパーを打っていく。クリロフは右ミドル、右ハイを見せる。右から左フックを見せたアンカラエフに対し、クリロフもワンツーを当て返す。蹴りを交えて近い距離でもパンチを出すクリロフに対し、アンカラエフが右フックで待ち受け、左ストレートを伸ばす。最後の10秒で組んだアンカラエフだが、テイクダウンは奪えず初回が終わった。

2R、右フックから突っ込んだクリロフだが、押し返され姿勢を乱す。前蹴り、ミドルからパンチのクリロフに対し、アンカラエフがしっかりと間合を図りカウンターを狙う。右リードフックを入れたアンカラエフはダブルレッグを切り、フックにもハイを蹴っていく。さらに首相撲からヒザ蹴り、離れたところで左ミドルを入れたアンカラエフが踏み込みに右を合わせる。

圧で上回るアンカラエフは、後ろ回し蹴りにテイクダウンを合わせる。クリロフのバタフライガードからスイープ狙いで煽られたアンカラエフだが、トップからコントロールは仕切れない。シッティングからダブルレッグに出たクリロフ、アンカラエフがスプロールして上を取り直す。クリロフはニーシールドも、エルボーを落とされ時間に。

最終回、ワンツーから左ミドルを繰り出すクリロフ。スピニングバックフィスト狙いから蹴りを繰り出すが、右を被弾してケージの前を回り、テイクダウン狙いも振り払われる。アンカラエフはここで組みを選択し、ケージにクリロフを押し込む。ボディロック&右を差したアンカラエフが、大内刈りで尻もちをつかせる。

立ち上がったクリロフだが、ボディロックから逃れることができず再び下にされると、けージを背負った状態で左のパンチを打たれる。そのまま背中を預けたクリロフにパンチを落としコントロールしたアンカラエフが3-0 の判定勝ちを収めた。


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