【UFN148】初回に2度ダウンを喫したバーバーが、フックの連打でオルドリッチに逆転KO=7連勝に
<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
Def.2R3分01秒by TKO
JJ・オルドリッチ(米国)
サウスポー同士の対戦、右ジャブを当てケージに詰まったバーバーにオルドリッチがヒザを突き上げて離れる。続いて左ストレートでダウンを奪ったオルドリッチは、スタンドでバーバーを待ち受ける。オルドリッチはワンツーで前に出て、面白いようにパンチを当てていく。鼻血を流したバーバーが右ハイ。オルドリッチはブロックし右を伸ばす。左の相打ち後、バーバーのローにパンチを合わせるオルドリッチは、左の精度が高い。
引き続き右ジャブと左ストレートをヒットさせるオルドリッチに対し、バーバーの左は届かない。ワンツーを被弾しながらクリンチ&ヒザを突き上げたバーバーは、殴られても下がらず、強い気持ちを維持している。オルドリッチは左ローに左ストレートを合わせ、バーバーが尻もちをつく。ここもスタンドで待ったオルドリッチが初回を取った。
2R、距離を詰めて左ストレートを伸ばすオルドリッチ。バーバーは右ミドルを放ち、サークリングを駆使する。左ローに左ジャブを合わされる場面が目立つバーバーは、クリンチに出ても左右のパンチを打ち込まれる。飛び込むような右ジャブを打ち込んだオルドリッチに対し、バーバーも左ジャブを返す。右ストレートも入れたバーバーのパンチが当たる場面が増えてくる。
オーソからサウスポーに戻したバーバーは首相撲からエルボーを入れる。オルドリッチは左フックを被弾して下がると、バーバーはフックの連打を打ち込み、組まれても体を入れ替えパンチを続ける。目を気にして顔を背けたオルドリッチにヒザ蹴りを入れたバーバーは、動きが止まったオルドリッチにさらに右フックを連打。レフェリーが試合を止め、バーバーは逆転KO勝ち、キャリア7連勝を達成した。