【DEEP88】元谷友貴の持つDEEPバンタム級王座に挑む、ビクター・ヘンリー「自分がどう戦うか」
【写真】エナジーゼリーと経口補水液があればリカバリーは問題ない!(C)MMAPLANET
9日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 88 IMAPACTのメインで、ビクター・ヘンリーが元谷友貴の持つDEEPバンタム級王座に挑戦する。
昨年8月にDEEP初戦で大塚隆史を破り、タイトル挑戦権を手にしたヘンリー。Grandslam、パンクラス、そしてDEEPと日本で戦い続ける理由と今後の目標を尋ねた。
──計量も終わり、いよいよタイトル挑戦が明日になりました。体調の方はいかがですか。
「このゼリー・パックがあれば完璧さ。これ、米国では売ってないんだよなぁ。それとコレ、OS-1があれば問題ない。最高だよ。米国でも入手できるようになれば良いのに」
──5hour energyではダメですか。
「僕はアレは嫌いだな(笑)」
──ハハハハ。これまで日本のバンタム級トップ選手と戦い続けてきましたが、元谷選手の印象を教えてください。
「皆がモトヤに関しては同じ印象を持っていると思うけど、彼こそタフな相手と戦ってきた経験豊かな選手だ。色々と手を変え品を変えて戦おうと思っている。元谷もそういうことができるファイターだよね。
ただモトヤがどうこうというよりも、自分がどう戦うかが大切だ。試合前の練習も同じだよ。何か変わったことをすることはない。対戦相手のことを考えすぎるよりも、自分が成長するための練習をしてきた」
──元谷選手はこの試合はジャスティン・スコッギンス戦よりもタフな試合になるといっていました。
「スコッギンスは優れたUFCファイターだよ。モトヤがそんな風に言ったのは、心の準備のためだね。油断しないための言葉だ。対戦相手のことはいつだって尊敬しているけど、なぜか僕はこれまでに対戦相手から軽く見られることがあったんだ」
──でも元谷選手は違うということですね。ところでビクターは日本で戦い続けていますが、パンクラスもDEEPも……そして修斗もRIZIN、UFC、ONEのフィーダーショーです。この国で戦い続け、目標はどこに置いているのでしょうか。
「僕の目標はコーチのジョシュ・バーネットをぶっ飛ばして、パンクラスの無差別級王座を奪うことさ(笑)。そうだね、僕のゴールは変わっていない。世界中の色々な国で試合をして、より良いファイター、そしてより良い人間になること。そこにお金がついてくれば良いね。団体は問わないけど、自分が強くなって結果を残せば正当な評価を受けたい」
──計量後の慌ただしいところで取材を受けていただきありがとうございました。
「アリガトー・ゴザイマス!! いつも応援してくれる日本のファンのためにも良い試合を心がけるよ。それとね、チームメイトのアリーシャ・ガルシアが本当に日本で試合をしたがっている。また、彼女を日本に呼んであげほしい!!」
■ DEEP88計量結果
<DEEPバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 元谷友貴: 61.1キロ
[挑戦者]ビクター・ヘンリー: 60.9キロ
<DEEPストロー級選手権試合/5分3R>
[王者] 越智晴雄: 52.15キロ
[挑戦者] 川原波輝: 51.95キロ
<DEEPメガトン級選手権試合/5分3R>
[王者] ロッキー・マルチネス: 114.3キロ
[挑戦者] 酒井リョウ: 106.55キロ
<バンタム級/5分3R>
昇侍: 61.5キロ
石司晃一: 61.35キロ
<ウェルター級/5分2R>
悠太: 77.2キロ
渡辺良知: 77.35キロ
<ウェルター級/5分2R>
佐藤洋一郎: 77.45キロ
米田奈央: 77.45キロ
<フライ級/5分2R>
神龍誠: 57.1キロ
島袋チカラ: 56.65キロ
<ライト級/5分2R>
大原樹里: 70.45キロ
濱村健: 70.75キロ
<フライ級/5分2R>
藤田大和: 57.15キロ
鮎田直人: 57.15キロ
<フェザー級/5分2R>
窪田泰斗: 66.15キロ
横山恭典: 66.0キロ
<フェザー級/5分2R>
オーロラ☆ユーキ: 65.8キロ
シェルナンド・ラジッド: 65.85キロ