【UFC232】ウェルター級転向のキエーサが、コンディットを圧倒。最後はモディファイド・キムラで一本
<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
Def.2R0分56秒by キムラ・アームロック
カーロス・コンディット(米国)
キエーサのウェルター級転向初戦。ワンツー、右の蹴りを繰り出すコンディットに組みついたキエーサが大内刈りでテイクダウンを奪う。腕十字を防いだキエーサは、バックに回りボディロックからトップへ。コンディットは足関節、足を抜いたキエーサが立ち上がる。そのままクリンチでコンディットをケージに押し込んだキエーサが、2度目のテイクダウンを決める。左足で骨盤を押し、腰を切るコンディットが腕十字へ。クラッチはするが、反応が遅れたキエーサは、右腕が伸ばされながらも尻餅をついて臀部を蹴って腕を引き抜く。
ここから試合がスタンドに移ると、またもキエーサがボディロックテイクダウン。サイドを取られたコンディットはクォーターガードから、外掛けヒールへ。自ら足を抜いて上を取ろうとしたコンディットに対し、キエーサがシングルレッグに出る。背中に乗ったコンディットごとキエーサが前転した直後に初回が終わった。
2R、キエーサのテイクダウンを切れないコンディットはキムラ+ハーフへ。左に回ったキエーサがそのクラッチを利し、コンディットの頭を固定すると逆にキムラへ。自らクラッチを解き、コンディットの左リストを握った左腕を体から遠ざける。完全に肩の可動範囲を逸した極めにコンディットはたまらずタップ、キエーサが一本勝ちした。