【ONE85】今成&安藤とともに出場の朴光哲、アンジェラ弟に受けた借りをアンジェラ旦那に返せるか
【写真】最近はセコンドでの活躍が目立つ朴が、ファイターに復帰 (C)MMAPLANET
21日(金・現地時間)、来年1月19日(土・同)にインドネシアはジャカルタのイストラ・セナヤンで開催されるONE85「Eternal Glory」のメイン以外の対戦カードが発表された。
当初の予定ではでメインで鈴木隼人がONE世界ストロー級王者ジョシュア・パシオに挑戦する予定だったが、小脳のう胞が発見されドクターストップが掛かった。その鈴木の代役に猿田洋祐がチャレンジャーとなった今大会、日本人選手が猿田の他に3名出場することが決まった。
まず昨年12月にクリスチャン・リーに敗れ、5月のハファエル・ヌネス戦をケガで欠場した朴光哲が1年1カ月振りの実戦でブルーノ・プッチと対戦することとなった。プッチはアンジェラ・リーと結婚したブラジリアン柔術家で11月に続きジャカルタ大会に出場となった。前回の敗北はアンジェラの実弟、今回の対戦がアンジェラの夫という巡り合わせだが、テイクダウンを切って殴る。その連続で1年5カ月振りの勝利を手にしたい朴だ。
続いて10月にラディーム・ラフマンに腕十字で秒殺勝利を挙げた今成正和は、キャリア5勝1敗のアフマッド・カイス・ジャスールと戦う。アフガンでボクシングとコンバットサンボを収めたというジャスールだが、寝技においては今成が一枚上手。しっかりと勝利し、初のONE連勝といきたい今成だ。
4人目の日本人ファイターはハルン・アトランゲリエフと対戦する安藤晃司だ。ローウェン・タイナネス、ティモフィ・ナシューヒン、そしてエブ・ティンと3連敗中の安藤。アトランゲリエフはキャリア10勝1敗のロシアン・ファイターで、直近の試合で現ONE世界ライト級王者エドゥアルド・フォラヤンに敗れはいるが、それまでデビュー以来10連勝だった。レコードは抜群のロシア人だが、フォラヤン戦では組んでから引き込む場面も幾度となく見られ、安藤はしっかりと打撃でプレッシャーを与え、テイクダウン狙いを切って現状打破したい。
この他、クリスチャン・リーがエドワード・ケリーとの再戦に挑む。9月の対戦時にクリスチャンはケリーを圧倒しながらも、に前方へのボディロックテイクダウンで頭から落としたということで反則負けに。「アレが反則になるなら戦えない」と不満を隠せなかったクリスチャンは、徳留一樹に圧勝した11月のシンガポール大会から僅か2カ月のインターバルでケジメの一戦に挑む。
ONEでは3月31日の日本大会までこれまでの2名から、4人の日本人選手が各大会に出場するという話もある。