【Bellator210】体重超過のラハットが、KO負けの危機から盛り返しムーアに逆転判定勝ち
<148.4ポンド契約/5分3R>
ノード・ラハット(イスラエル)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28
ブライアン・ムーア(アイルランド)
体重オーバーのラハットに対し、ワンツーで前に出るムーア。ラハットは組みつき、ケージに押し込む。再び試合がケージ中央に戻るとムーアは右アッパーを突き上げ、そのままラハットをケージに押し込む。自ら離れたムーアに組みついたラハットがバックへ。胸を合わせたムーアは逆にラハットをケージに押し込み、間合いを取り直す。ラハットはシングルを狙うも、逆にケージに押し込まれる。ここでラハットのヒザがムーアの急所に当たり、試合が中断。残り40秒で再開し、ラハットの前進にムーアが右アッパーを合わせてダウンを奪う。そのままパウンドを連打したところで初回が終わった。
2R、打撃戦を避けるように、ただしパンチを被弾しながら組んだラハット。ケージにムーアを押し込んでいく。ケージを背負いながら、距離を取り直したムーアは、右をクリーンヒットしバランスを狂わせながら、直後にテイクダウンを奪われる。一旦ガードに収まりながら立ち上がったムーアが逆にワキを潜ってバックへ。ラハットが胸を合わせて離れる。
パンチを振るって前に出るラハットはボディロック、バックを伺うも胸を合わせたム―アが離れる。ここでラハットの右が当たり、組んでボディロックからバックへ。両足をフックしたラハットはパンチを後方から連打する。残り1分、立ち上がろうとしたムーアに鉄槌&パンチを打ちつけるラハット。上を向いてマウントを許す形となったムーアは、ハーフに戻すがパンチを被弾しながらラウンド終了を迎えた。
最終回、2Rを盛り返して終わったラハットがすぐに組んでバックに回り、テイクダウンに成功する。腰が切れない状態でハーフを取るムーアがパンチとエルボーを落とされ防戦一方に。背中をマットにつけたムーアに対し、ラハットはエルボーとパンチを間断なく打っていく。
ムーアは3分以上抑え続けられ、反撃に転じられないハーフガードを取りラハットの勢いを増した左のパウンドに顔を背けるように。ラハットはムーアの右手を背中越しに掴み、顔面をがら空きにさせてパンチを続け、試合終了を迎えた。結果、ラハットが逆転勝ちを収めた。