【ONE82】地元インドネシアの女子戦士・ガオールが判定勝利を収める
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
プリシーラ・ガオール(インドネシア)
Def. 3-0
アンジェリー・サバナル(フィリピン)
サウスポーの両者。サバナルが左右に細かくステップし、ガオールはじりじりと前に出ていく。ガオールが左ストレートを突き刺し、そこから返しの右フック。サバナルもジャブで距離を測るが、ガオールがプレッシャーをかける。右フック・左ストレートで前に出るガオールはケージを背負うサバナルに左ミドル。ガオールがプレッシャーをかけ続けたラウンドだった。
2Rも先に前に出ていくガオール。右フックから左ストレート・左ミドルでプレッシャーをかける。レフェリーにアクションをかけられると、ガオールが右フック・左ストレート・左ハイキックで突進。組みの攻防になると、サバナルがスタンドのままバックに回り込む。ガオールが正対して再び打撃戦へ。ガオールは右フックを振って、そこから左ストレート・左ミドルをまとめる。
3R、ガオールが左ハイキック。これはサバナルかわされたものの、続くガオールの右フックでサバナルが尻餅をつく。そのままガオールがグラウンドでトップを取って、足を振りながらパンチを落とす。一旦、インサイドガードに収まってパンチを落とすガオール。サバナルが蹴って距離を取ると、ガオールは後追いせずにスタンドの展開を求める。
再開後、ガオールが右フックから左ストレート。サバナルも組みついてバックに回り込んでグラウンドに持ち込むが、ガオールがすぐに正対してインサイドガードで上を取る。終了間際、ガオールが身体を起こしてパンチを連打する。地元インドネシアのガオールが判定勝利を収めた。