【UFC230】イスラエル・アデサニャの圧力に、ブルンゾンが萎縮し続け完敗。勝者は15連勝達成
<ミドル級/5分3R>
イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
Def.1R4分51秒by TKO
デレック・ブルンゾン(米国)
すぐにダブルレッグからクリンチに持ちこみ、アデサニャをケージに押し込むブルンゾン。と、ブルンゾンがショーツを掴んだとアデサニャが怒りのアピールをし、レフェリーがブレイクを命じる。再開後、左ジャブを入れたアデサニャがシングルを切るも、続く右ストレートにブルンゾンが組んでクリンチへ。徹底してレスリング戦を仕掛けるブルンゾンだが、アデサニャは倒されずいなして離れる。
右ストレートを入れたアデサニャに対して、ブルンゾンはいつものような迫力のある左オーバーハンドを見せることができない。左ハイを肩に受けたブルンゾンは、ここでも組んでケージへ。ダブルへのスイッチを切り、逆にバックを伺う素振を見せたアデサニャはヒザをボディに入れる。動きが止まったブルンゾンに左フックに続き、右を当てたアデサニャが首相撲から左ヒザを顔面に突き上げる。
前方に崩れたブルンゾンが立ちあがると、ヒザ蹴り、さらに右ハイを蹴り込んだアデサニャ。直後に右ストレートでダウンを奪うと立ち上がってきたブルンゾンのバックに。正面を向き首相撲&ヒザ蹴りをアデサニャが入れると、ブルンゾンは左を返すも続く右で姿勢を乱し、右アッパーでまたも尻餅をつく。最後は立ち上がり際に左を当てたアデサニャ、ついにレフェリーが試合を止め、15連勝を達成した。
勝者はジョー・ローガンのトップ10入りだという言葉に、「トップ5だ」と軽快な口調で語った。