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【UFC230】右ヒザ負傷のロバーソンが、堅実な試合運びでマーシュマンを下しUFC2勝目を挙げる

<ミドル級/5分3R>
カール・ロバーソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
ジャック・マーシュマン(英国)

コンテンダーシリーズ出身のロバーソンは左ストレートを伸ばし、左フックを当てる。さらに左ハイを繰り出すと、マーシュマンはこの蹴りは見えていなかったか。組んだロバーソンはアッパーを放って離れる。マーシュマンのパンチを見切って左を当てるロバーソンは、鋭いローから左フックを繰り出す。マーシュマンも前に出てワンツー、左ジャブを打っていくものの、どこかおっかなびっくりに映る。

マーシャルマンのワンツーを華麗なヘッドムーブでかわしたロバーソンは、左ミドルをキャッチされてフックを打ち込む。下がったマーシュマンにヒザを入れたロバーソンは、ボディフックを受けても左ハイを狙う。構えを変えるロバーソンは終盤に動きを抑えたのか、落ちたのか、手数がめっきり減ってしまった。

2R、右ジャブから左ハイを放ったロバーソン。マーシュマンは粗い左右の連打を振るっていく。左ストレートを入れたロバーソンはラッシュを掛けることはない。単発のパンチ、蹴りでマーシュマンを削るロバーソンは、ワンツーを被弾する。直後に見事なタイミングでダブルレッグを決めたロバーソンはハーフで固め堅実な攻めを続ける。左のパンチを落とすロバーソンが、起き上がろうとしたマーシュマンを潰して抑え込みを続ける。このままトップをキープしたロバーソンが2Rも取った。

最終回、負傷でもしたか動きを落としているようなロバーソンが左ストレートを入れ、左ローから左ハイを繰り出す。足を使いつつ、左をヒットさせたロバーソンは前に出てくるマーシュマンに左を合わせていく。さらに左のカウンターを当てたロバーソンがダブルレッグを一気に決める。ここも左のパウンドを連打し、サイドで固めて右のパウンドを落としたロバーソン。

残り1分でマウントを取ったロバーソンは、連敗は許されないと徹底してソリッドな試合運びを見せタイムアップに。フルマークの判定勝ちを収めたロバーソンは、レスリングで右ヒザをケガしていたことを明かした。


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