【PFL2018#10】ウェルター級ファイナル進出、まずはマゴメドカリモフに。ベリチコビッチをパンチで沈める
<ウェルター級準決勝/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
Def.2R3分13秒by TKO
ボヤン・ベリチコビッチ(セルビア)
ジャブの牽制からベリチコビッチが左ローを蹴り、マゴメドカリモフがワンツーで前に出る。マゴメドカリモフは左にサークリングを続けるベリチコビッチをサイドキックで止めに掛かる。左ジャブから右ハイを繰り出したマゴメドカリモフは、パンチに対し真っ直ぐ下がるようになったベリチコビッチをダブルレッグで捉えテイクダウンに成功する。
クローズドガードのベリチコビッチと、ガードの中のマゴメドカリモフは互いに細かいパンチを続け、大きな動きはないまま残り1分を切る。時折りマゴメドカリモフが勢いのあるパンチを見せると、最終盤に三角を防ぎ、立ち上がってパンチを落とす。対して足を刈ったベリチコビッチが足関節を狙ったところで初回が終わった。
2R、打撃戦のなかでエルボーを入れたマゴメドカリモフがボディロックからテイクダウンを決める。背中に乗ろうとし前方に落とされるも、スイープからトップを取ったマゴメドカリモフが鉄槌を落としつつ抑える展開に。残り2分30秒で試合がスタンドに戻ると、前に出るベリチコビッチにマゴメドカリモフの左フック、右ストレートがヒットする。
右エルボーを当てたマゴメドカリモフは、動きが止まったベリチコビッチに思い切り右ストレートを打ち込む。ケージを背負ったベリチコビッチに重いパンチを連打したマゴメドカリモフがTKO勝ち、大晦日NY決戦=ファイナル進出が決まった。