【PFL2022#06】マゴメドカリモフが2RKO勝ち。ロリマク&レアルがプレーオフへ。ブラダボーイが脱落決定
<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
Def.2R3分26秒by TKO
ディラノ・テイラー(米国)
右ローを蹴るマゴメドカリモフ、テイラーは左ジャブを伸ばす。右を見せて左オーバーハンドをマゴメドカリモフが当てると、テイラーはスイッチを見せる。左にテイクダウンを合わされたが、倒れずにいなしたマゴメドカリモフが逆に左フックに組みつこうとする。テイラーも反応し、右をスウェイでかわす。マゴメドカリモフの左ハイがテイラーの顔面をかすめる。
残り2分、マゴメドカリモフが組むがテイラーはヒザを入れて離れる。飛びあがって蹴りを見せたマゴメドカリモフは、初戦をスキップしており初回フィニッシュが欲しい。そのマゴメドカリモフがニータップで一気にテイクダウンを奪うが、有効なパウンドを落とせず一度立ち上がる。ここから勢いのあるパウンドを打ちつけると、すぐさま立ち上がったテイラーが組みつくと小手を決めて内股で投げて、時間を迎えた。
2R、マゴメドカリモフがジャブ、テイラーはワンツーを打っていく。オーバーハンドも距離が合わないマゴメドカリモフが、肩で息をしているか。テイラーはローに右を合わされたが、怯むことはない。そのテイラーは左ローにカウンターを受ける展開をもう1度繰り返す。マゴメドカリモフもフィニッシュに繋がるような連携はないが、またも左ローに右オーバーハンドを決め、一発で試合を終わらせることができることを示す。
この一発でケージに詰まったテイラーに対し、跳びヒザで腹を抉って完全に動きの止めたマゴメドカリモフが連打を叩きこみTKO勝ち。これで5Pを獲得したマゴメドカリモフが暫定4位に。テイラーが3Pに留まり、今大会で不戦勝となったカルロス・レアル、2試合後に戦うローリー・マクドナルドのプレーオフ進出が決まった一方で、初戦で体重オーバー&判定負けのブラダボーイは、次の試合で初回KOでもレギュラーシーズン敗退が決まった。