【PFL2022#06】ウマラトフ、一瞬のバックフィストから一気にアルシラウィを初回KOし暫定3位に
<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
Def.1R3分33秒by KO
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
得点3、現在4位のアルシラウィに対し、キャリア11連勝中のウマラトフが掛け率で上回る。オーソ同士、シーズン初戦のウマラトフがボーナス獲得の勝利が必要になる。慎重な立ち上がりのなか、ファーストコンタクトは1分を過ぎてから。ウマラトフが右を振るって組みつくと、アルシラウィをケージに押し込む。離れたアルシラウィは右ロー、左リードフックは届かない。
ローをキャッチしに掛かったウマラトフだが、深追いしない。アルシラウィはスイッチを織り交ぜて左に回る。ウマラトフは軽く右インサイドロー、組める距離には入っている。左で前に出たアルシラウィに対し、ウマラトフが首相撲からヒザをボディに突き上げる。すぐに離れたアルシラウィはワンツーの左を受けそうになる。
アルシラウィは右ローをキャッチして右ストレートを伸ばす。その刹那、ウマラトフが右バックフィストを決める。ヒザをついたアルシラウィはすぐに立ち上がったが、ウマラトフが下がるところを追いかけて左フック、続いて右ストレートを打ちぬく。腰から崩れたアルシラウィ、中東からの挑戦は幕引きとなりウマラトフが6Pを獲得──暫定3位にランクされ、この後の3試合の結果を待つことに。