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【PFL2022#06】プレーオフ進出がなくなっても、ブラダボーイは24秒でブレット・クーパーをKO

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
Def.1R0分24秒by TKO
ブレット・クーパー(米国)

プレーオフ出場がなくなったブラダボーイに対し、逆にブレット・クーパーは初回勝利で生き残りが可能だ。ブレット・クーパーはプレーオフを目指し、ブラダボーイは誇りをかけて戦う──5分内決着の可能性が限りなく高い一戦。

試合開始直後にブラダボーイが、左右のフックで前に出る。顔面をガードで覆うブレット・クーパーだが、左フックを振るうやブラダボーイの左フックを被弾する。直後の右を受けて再びガードを固めたブレット・クーパーだが、ガードの上・下から殴られ続け、ボディフックを打ち抜かれて悶絶。ガードの上からヒザ蹴り2発、そして右フックでついにブレット・クーパーが前方に崩れ落ち、ブラダボーイは左パウンドの追撃であっという間に勝利を手にした。

まさに意地の勝利、ブラダボーイはプレーオフ進出を逃してもファイターとしての価値を守った。結果、PFL2022ウェルター級プレーオフ進出はローリー・マクドナルド、カルロス・レアル、マゴメド・ウマラトフの3選手に決定した。残り1つの椅子を賭けてサディボウ・シが、次の試合でロリ・マクに挑む。

そして「どんな状況だろうが、初回フィニッシュを狙っていた。前回の試合でできなかったことをね。自分のできることは全てやった。ブレットに神のご加護があることを願っている。補欠戦から勝ち上がりを狙う? どうかな、なるようになるよ」という言葉を残し、ブラダボーイはケージを後にした。


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