【PFL2018#8】省エネファイトでカピタォン・アルメイダが、トルスン下しセミファイナルへ
<フェザー級準々決勝/5分2R>
アレッシャンドリ・カピタォン・アルメイダ(ブラジル)
Def.2-0:20-18.20-18.19-19
ジュマビエク・トルスン(中国)
トルスンのローに激しくワンツーを入れたカピタォン。後回し蹴りの直後に組んできたトルスンはカピタォンの小外刈りを切り返し、テイクダウンに成功する。ガードを取ったカピタォンの三角狙いを防いだトルスンは、オモプラッタに取れられるも腕を引き抜く。直後にヒザ十字に入ったカピタォンは、そのままトップへ。トルスンのシングルにバックを取り、引き込んできたら即パスとカピタォンが攻勢に。マウント狙いをハーフに戻されても、カピタォンは慌てずほぼ2分に渡り、トップを維持し初回を取った。
2R、勢いのある右ローを蹴ったカピタォンは構えを変え、左ローを連続で蹴り込む。打撃の攻防で姿勢を崩したトルスンは、右フックを被弾しながらもダブルに切り替えてテイクダウンに成功する。初回を取っているカピタォンは、ガードを選択しダメージのスタミナの消耗を最小限にする作戦か。やがてヒップスローを決めてマウントを奪取したカピタォンは、足を戻されるとトップキープへ。蹴り上げから立ち上がったトルスンはシングルレッグを仕掛けると、カピタォンは引き込むように簡単に下になる。
三角絞め&腕十字、省エネの仕掛けでタイムアップを迎えたカピタォンが2-0の判定でセミ・ファイナル進出を決めた。