【PFL2019#08】急遽出場のカピタォンをTD&ダウンを奪い圧倒。パーマーが準決勝へ
<フェザー級準々決勝/5分2R>
ランス・パーマー(米国)
Def.3-0:20-17.20-18.20-18
アレッシャンドリ・カピタォン・アルメイダ(ブラジル)
急遽出場のカピタォン、WSOF時代に1勝1敗だった両者が5分✖2Rで戦う。左ミドルを入れたパーマーに対し、カピタォンが右を伸ばす。直後にテイクダウンを狙ったカピタォンは、尻もちをついたパーマーが立ち上がると引き込んでガードを取る。極めて勝つというカピタォンの意思が見えた選択だ。ガードの中で腰をコントロールするパーマーの右腕を抱えるカピタォンだが、サブミッションの態勢までは取れない。と同時にパスも許さない状況で、レフェリーがブレイクを命じる。
アルメイダは当然大きな一発を狙うが、そこにパーマーがテイクダウンを合わせる。残り30秒をトップで過ごしたパーマーが初回を取った。
2R、パーマーは左ハイを放ち、ボディに左を打ち込む。直後に左フックで体が揺れたカピタォンはヒザの追い打ちにダウンを喫する。ガードで固めるカピタォン、これは一本狙いでなくサバイブの選択だ。左のパウンドを時折り落とすパーマーは無理することなくトップを維持したままケージ際へ。残り1分になると体を起こしてパウンドを連打したパーマーは。カピタォンの腕十字狙いをパスしてタイムアップ。
スクランブル発進のカピタォンをよせつけず準々決勝進出を決めた。