【UFN135】打撃ではやり合えたタックをしっかりと抑えたドバーが、3-0の判定勝利
<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
ジョン・タック(グアム)
開催地ネブラスカ出身のドバーは、ファンの大きな声援をバックに鋭い右ジャブを繰り出す。左ストレートから右フックを見せたドバーに対し、タックは右ロー。ドバーは左ミドルを蹴っていく。ドバーがボディへの蹴りを続け、左ストレート。続いて右フックを繰り出す。左を被弾したタックも右ストレートを返す。ドバーはガードの上から左ハイを蹴り、カウンターの左フックは空振りに。タックの右ミドルを被弾するが、距離を詰めてコンビネーションを放っていく。
組んだタックを受け止めてケージに押し込んだドバーが、両ワキを指す、左を差し返したタックに対し、右エルボーを当ててドバーが離れる。強いプレッシャーをかけるドバー、タックは右フックを打っていくが押され気味の状況が続く。サウスポーにスイッチも見せるタックに構わず左を打ち込むドバーが、素早くボディや右フックとのコンビネーションを打ち込む。懸命に踏み止まるタックだが、ドバーのラウンドとなった。
2R、左を当てたドバーが前に出る。タックも右を返し、右ミドルを入れる。プレッシャーをかけ続けるドバーの右フックにタックが右を打ち込む。オーソに構えたドバーに右を当て、左ハイをタックが蹴っていく。ドバーはサウスポーに戻し、距離を詰めるとタックも打撃戦で応える。そのタックのテイクダウン狙いを切ったドバーが、ダブルレッグへ。
タックはギロチンから引き込むも、頭を抜いたドバーがトップを取る。ケージを背にハーフバタフライで立ち上がろうとしたタックを潰したドバーは、右のパンチを顔面とボディに打ち分けて連打する。クローズドに戻したタックは、スクランブルに持ち込むことができない。右エルボーを落としたドバーが右の拳を連続で打ちつけラウンド終了を迎えた。
最終回、左を当てたドバーがコンビネーションを見せる。ケージを背負ったタックに手数を見せてダブルレッグのドバーは、ギロチンを苦にすることなくトップを奪取する。パスを狙いつつパンチを打つドバーの左エルボーがタックの顔面を襲う。頭にしがみつくような厳しい展開が続くタックはマウントを取られそうになり、外ヒールを狙う仕種も。すぐに察知したドバーは胸をつけて抑えタックの仕掛けを潰していく。
残り1分でニアマウントに入ったドバー、無理せずハーフでオントップを維持し左エルボーを落とす。タックは最後にギロチンから立ち上がったがタイムアップに。ドバーが3-0の判定でタックを下しオクタゴン3連勝とした。