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【Shooto/180715】工藤諒司、初回の猛攻も2Rにスタミナ切らし稲葉が打撃で反撃──痛み分けに

<フェザー級/5分2R>
工藤諒司(日本)
Draw.0-0:19-19.19-19.19-19
稲葉聡(日本)

左ジャブを伸ばす工藤、稲葉が右ローを狙う。そのローにダブルで組み、テイクダウンを決めた工藤は立ち上がり際に後方からハイを狙い、さらにワンツーを打ち込む。稲葉は左ジャブを伸ばすもローに左フックを合わされる。さらにボディロックでテイクダウンを取られ、スクランブルの途中にパンチを被弾する。離れても右を当てる工藤は、首相撲からダブルレッグに切り替えて3度目のテイクダウンに成功する。

小手を決めて殴る工藤は、稲葉のシングルをギロチンで切り返す。離れると、ワンツーで前に出る稲葉だが、右フックを被弾する。さらに蹴りにテイクダウンを合わせた工藤は、背中をつけさせ初回を戦い終えた。

2R開始直後に、左目尻を切った稲葉にドクターチェクが入る。再開後、間合いを測る工藤は飛びヒザにダブルレッグを合わせケージに稲葉を押し込む。差し返した稲葉が右エルボーを当てる。工藤も右エルボーを打ち返すと、離れた稲葉にヒザを突き刺す。稲葉も右ボディアッパーを放ち、ジャブから前に出てアッパー、飛び蹴りから乱打戦に持ち込む。右を打ち、ヒザ蹴りを入れた稲葉はケージに押し込まれも離れる。

疲れた工藤は左ミドルに続く、ダブルレッグも稲葉がスプロールする。右アッパーから左フック、右アッパーを打ち込んだ稲葉はここでもテイクダウンを切る。疲れて足が前に出ない工藤のテイクダウンはもう決まらない。対して稲葉はフックの連打、工藤もフックを返して前に出る。そのままクリンチに持ち込んだ工藤だがここでタイムアップに。

初回は圧倒的に工藤、2Rは打撃で盛り返され、ジャッジ3者とも19-19でドローに。工藤は初めて勝ち星を逃したが、稲葉の頑張りがこの結果をもたらした。


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