【PFL2018#2】急所蹴りでタヴァレスが試合続行不可能に。ウォルトリーがTKO勝ちという裁定下る
<ライト級/5分3R>
ロバート・ウォルトリー(米国)
Def.2R0分25秒by TKO
チアゴ・タバレス(ブラジル)
リーチで上回るウォルトリーはサウスポーの構えから左ハイ、タバレスも右ミドルハイを返す。シングルからケージに押しこんだタバレスは、ディープハーフからシングルに出るも、ウォルトリーが後頭部を押して切る。再び引き込んだタバレスは、ディープハーフからヒールを狙う。
さらにハーフガードから、シングルに出たタバレスはエルボーが禁止ということもあり、果敢にガードワークを繰り出す。パウンドに出たウォルトリーに外ヒールを仕掛けたタバレスだが、鉄槌を顔面に受ける。足を抜いたウォルトリー、スタンドでタバレスを待ち受け左を当てる。タバレスも右をヒットさせたが、最後の15秒でダブルレッグ・テイクダウンを決めたウォルトリーのラウンドとなった。
2R、タバレスが右ロー、ウォルトリーが左ストレートを当てる。右フックを返したタバレスだが、ウォルトリーの左ローが急所に入り悶絶。股間を抑えて立ち上がることができない。ケージ際に移動され、両足を上げるタバレスは試合続行が厳しいか。5分が経過しても起き上がることができなかったタバレス。ようやく椅子に座ることができたが試合はここで終了し、何とウォルトリーが2RTKO勝ちに。
故意でなくても、急所蹴りでタバレスは試合続行不可能になった。ならばウォルトリーの勝利があったとしても、この時点までのスコアの集計の結果であってTKOという裁定は首をかしげるしかない。これで5Pと獲得となると、このフォーマットは強引さと共に施行されることになる。