【UFN132】アトランティックシティ大会で試合がなくなった佐々木憂流迦が、シンガポール大会出場
【写真】4月に試合が流れた憂流迦が、シンガポール大会への出場が決まった(C)Zuffa LLC/Getty Images
8日(火)、UFC JAPANより6月23日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC Fight Night 132「Cowboy vs Edwards」に佐々木憂流迦が代役出場することが発表されている。
憂流迦は本来、4月28日にニュージャージー州アトランティックシティで行われたUFN128でロシアのマゴメド・ビブラトフと対戦予定だったが、計量前夜にビブラトフが背中の不調を訴え欠場となり、試合がキャンセルされてしまった。
そして今回、アシュカン・モクタリアンの欠場を受け、フィリピンのジネル・ラウサと対戦することとなった。ラウサは通算戦績7勝4敗でUFCでは1勝2敗、黒星のうちの一つは憂流迦戦をドタキャンした形となったビブラトフに敗れてものだ。クリサント・ピットピットンゲ、アーネスト・モンティーラJrというフィリピンのトップどころに勝利し、PXCフライ級王者になっているものの憂流迦がここ数戦で戦ってきたウィルソン・ヘイス、ジャスティン・スコッギンス、ジョズエ・フォルミーガと比較すると1枚劣ることは確かだ。
憂流迦としてはしっかりと一本勝ちし、再び一段上のフライ級ファイターとの戦いに弾みをつけて欲しいシンガポールでの一戦といえる。
これでシンガポール大会出場の日本人選手は、安西信昌、井上直樹、阿部大治、石原夜叉坊に続き、憂流迦で5名に。モクタリアンが欠場する豪州勢&中国人ファイターは4人、米国もOSPを含めて4名で最多勢力となる。