【RIZIN TRIGGER02】ピンチを乗り越え、クレベルがシートベルトグリップRNCで憂流迦から一本勝ち
<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
Def.2R3分21秒by RNC
佐々木憂流迦(日本)
右前蹴りを見せたクレベル。憂流迦は中央から前蹴り、ローを繰り出す。さらにミドルハイを見せた憂流迦に対し、クレベルは蹴りから右を伸ばす。バランスを崩したクレベルが立ち上がり、ケージを背負うと左を振るって前に出る。憂流迦も左から右を見せるが、クレベルは大きな振りのパンチで前に出る。右ハイから右を振るったクレベルの顔面を憂流迦の右フックがカウンターで捕えダウンを奪う。
ジャンプして踏みつけていった憂流迦は、立ったままで待ち、攻め急がす二段蹴りを繰り出す。笑みを見せたクレベルが、パンチを纏めて前に出ると組んでいくケージへ。憂流迦が押し返すと、ジャンピングガ―ドを見せたクレベルが着地して離れる。ここから足を止めてのパンチの打ち合いで、クレベルが蹴り足を掴まれてからのフックを被弾して引き込む。ここも寝技に移行しない憂流迦は、立ち上がってきたクレベルのローに右フックをヒットさせる。
ケージまで下がったクレベルは左ハイをブロック、憂流迦はフェイクを見せて時間を迎ええた。
2R、左ハイからワンツーの憂流迦に対し、頭がぶつかるような勢いでパンチを振るうクレベル。組んだ憂流迦にジャンピンガードから、ハイガード狙ったクレベルが自ら着地する。離れた憂流迦に対し、シングルで組んで引き込んだクレベルが立ち上がった憂流迦をボディロックで捕える。そのまま体を振り、下になったクレベルがアンクルを取ってリバーサルを仕掛ける。
嫌がってスタンドに戻ろうした憂流迦の背中に回ったクレベルがグランドに持ち込み、即片足を入れる。尻をあげて落としつつ、下を向いた憂流迦が上を取ることに成功したと思った刹那、クレベルはキムラロックを利してバックに回り、足を差し入れてRCNをセットする。
RN、パームトゥパームと上手くグリップできなかったクレベルが、鉄槌&パンチに切り替えて、再び絞めを狙う。右手を差し込み、アゴの上からのRNグリップ→シートベルトグリップに切り替えたクレベルが憂流迦からタップを奪った。歓喜のクレベルは「ここの出身で、自分の出身を守る。フェザー級で私がナンバーワン、忘れないでください。すぐにタイトルマッチ、お願いします」と話し、「1、2、3、ポペガー」で締めた。