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【UFC222】左エルボー、左ハイ、右アッパー。オルテガがエドガーを初回KO

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
Def.1R4分44秒by KO
フランキー・エドガー(米国)

スピーディーな追い足を見せてジャブを繰り出すエドガー。同じ階級とは思えない体格差があるなか、エドガーがスピードを武器に動き続ける。オルテガは、急ぎ左ジャブを繰り出すが、エドガーは左ハイを見せ、右フックをヒットさせる。さらにボディから顔面を狙って、スッと離れる。直後に鋭いステップインからワンツーを伸ばす。エドガーは続いて左を当て、胸が合うような距離から左に回って右の拳を打ち込む。

オルテガが出て来るとワンツーばかりか、スリーフォーと手を出すエドガーのペースで試合は進む。オルテガも飛び蹴りなど目先を狂わせる攻撃を見せると、ローをキャッチしてきたエドガーにギロチンを狙う仕種を見せる。慌てて離れたエドガーは左に左エルボーをカウンターで当てられ、左ハイを打たれると完全に動きが止まる。パンチのラッシュを掛けたオルテガは、両手を前にして距離を詰めて来たエドガーに右アッパー一閃。

この一発で、完全にノックアウト状態になったエドガーに鉄槌を2発落としたオルテガが、見事過ぎるKO勝ちを決めた。

「オクタゴンに立っていることが光栄なことで、フランキーはレジェンドだ。長い腕があるからヒジを使ったんだ。世界を良くするために基金を始めた。皆、協力してほしい」と勝者は話した。


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