【UFC222】終わってみれば、圧勝。サイボーグは対戦表明したアマンダ・ヌネスを次期挑戦者に指名
<UFC女子世界フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.1R3分25秒by TKO
ヤナ・クニツカヤ(ロシア)
意外にも肩回りなどの筋肉はクニツカヤがサイボーグより大きく映る。右に頭を傾けながら右オーバーハンドを打ち込んだサイボーグ。クニツカヤはこの一発でケージまで下がり、右ボディを受けつつローシングルでテイクダウンを奪う。離れようとするサイボーグのバックを取ったクニツカヤ。スタンドながら足をフックしに掛かったクニツカヤに対し、胸を合わせたサイボーグはケージに押しこまれながら、2度に渡ってシングルを切って、体を入れ替えるとヒザ蹴り、エルボーを打ち込む。
下がったクニツカヤにボディから、右ストレートを打ち込みマットに手をついたところで、ヒザを肩口に入れる。クニツカヤが立ち上がるのを待ち、右フックから足を取って右ストレート。足を畳んで殴り続けると、レフェリーが割って入り勝負は決した。
クニツカヤも無策でなく、できる限りの攻撃を見せたうえで圧倒的な勝利を挙げたサイボーグは「いつもトレーニングをしている。3週間で試合を受けるのはシュートボクセ・スタイル。次? アマンダよ、彼女が望んだんだから」とバンタム級王者との対戦を宣言した。