【ACB80】猪突猛進、ニカエフがサルナフスキーをケージに押し込み続けスプリット勝利
<ライト級/5分3R>
シャミル・ニカエフ(ロシア)
Def. sprit decision
タイガー・サルナフスキー(ロシア)
ニカエフがケージにサルナフスキーを押し込む展開が続き、ヒザ蹴りを受けてなお大きくリフトアップしてテイクダウンに成功する。サルナフスキーは左腕を差して立ち上がる。互いに左ジャブを伸ばし、サルナフスキーのスピニングバックフィストにニカエフが組んでケージに押し込む。残り70秒でテイクダウンに成功したニカエフがそのままサルナフスキーを立たせず、初回を取った。
2Rもニカエフがサルナフスキーを強烈な勢いで押し込む展開が続く。いなしたサルナフスキーがヒザ蹴り、パンチを打ち込む。そえでも前に出て、組みついたニカエフはサルナフスキーのヒザ蹴りを受けても離れない。サルナフスキーもケージを背負ってテイクダウンを許さない。ダブル、ハイクロッチ、シングルを執拗に組むニカエフは、ヒザをボディに被弾して上体が上がって来る。このまま5分が終わった。
最終回、左ロー、左ジャブを入れるサルナフスキー。互いに左ジャブを打ちあい、ここもニカエフが組んでケージにサルナフスキーを押し込み、尻餅をつかせる。レフェリーが早々にブレイクを命じ、試合がスタンドに戻るとサルナフスキーは左ジャブから右を狙う。ニカエフはまたも組みつきドライブ、左を差したサルナフスキーがヒザをボディに突き上げる。ヒザを連続で被弾しても、ニカエフはサルナフスキーをケージに押し込む。
ニカエフのエルボーにサルナフスキーがヒザを返す。サルナフスキーの小手投げを潰し、トップを取ったニカエフ。すぐに立ち上がったサルナフスキーはケージに押し込まれ首相撲からヒザを放ったところでタイムアップを迎えた。
結果、スコアは読み上げらなかったが、ニカエフがスプリット勝利のコールを受けた。