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【UFN125】カン・ギョンホが兵役から復帰、出場停止処分明けのカネッティと対戦

Kang Kyung Ho【写真】カン・ギョンホの上を取り切るスタイル、ノンストップファイトは健在か (C) MMAPLANET

14日(日・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのスコットトレード・センターで2018年UFCの戦い初め──UFC Fight Night125「Stephens vs Choi」が開催される。メインイベンとは大会名にある通り、フェザー級のジェレミー・スティーブンス×チェ・ドゥホの一戦が組まれている。


メインイベントにコリアン・スーパーボーイが登場する今大会は、第13試合に韓国のミスター・パーフェクトことカン・ギョンホが2014年9月以来、実に3年4カ月ぶりにオクタゴン登場の時となる。ROAD FCバンタム級王者からUFC入りを果たしたカン・ギョンホは、田中路教をノンストップアクションのフル・スクランブルゲームで下し、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得。これから──という時に、韓国人ファイターのみならず彼の国の全アスリート、全男性がキャリアアップに際してぶつかる兵役の時を迎えてしまう。

2015年3月から2016年末までの兵役ということで、2017年中にカン・ギョンホの姿がオクタゴンで見られるのではないかと期待されたが、結局のところは今大会のギド・カネッティとの対戦で活動停止期間を終えることとなった。

カネッティはTUFラテンアメリカ01出演者で、UFC戦績は1勝1敗の時点で禁止薬物使用により、出場停止。今回の試合が、2015年8月のウゴ・ヴィアナ戦以来となる。兵役と薬物使用、随分と内容は違うが両者とも実戦から離れていたブランクがいかに影響を及ぼすのか。

特にカン・ギョンホはレスリング+柔術を主武器としたスクランブル主体のファイターだけに、ペースやスタミナ配分という部分で以前のような動きができるかが気になるところだ。メイン出場のチェ・ドゥホ、MMA引退を発表したキム・スーチョルも兵役を控えている身。長くなく、安定もしてないプロフェッショナル・アスリートにとって、常に戦時下にあるとされる韓国の状況は日本人ファイターにはない苦悩が伴っているともいえるだろう。

■ UFN125対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジェレミー・スティーブンス(米国)
チェ・ドゥホ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)
ライアン・ホール(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
ジェシカ・ローズクラーク(豪州)

<ウェルター級/5分3R>
カマル・ウスマン(米国)
エミル・ミーク(ノルウェー)

<フェザー級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
ダレン・エルキンス(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイムス・クラウス(米国)
アレックス・ホワイト(米国)

<ライト級/5分3R>
ポロ・レイジェス(メキシコ)
マット・フレヴォラ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
チアゴ・アウベス(ブラジル)
ザク・カミングス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アイ(米国)
カリンドラ・ファリア(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
タリタ・ベルナウド(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・アルドリッチ(米国)
ダニエラ・テイラー(米国)

<フェザー級/5分3R>
マイク・サンチアゴ(米国)
マッズ・バーネル(デンマーク)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ギド・カネッティ(アルゼンチン)

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