【Grachan31】大澤が再起戦で初参戦=鍵山雄介にスプリット判定勝ち
【写真】最終的にテイクダウンがある。あるいは最初にテイクダウンを取るという強み、これこそが大澤の勝利の鉄則(C)KAORI SUGAWARA
15日(日)、東京都江東区ディファ有明でGrachan31が開催された。ダブルメインイベントが行われた同大会はバンタム級戦で佐々木郁矢×手塚基伸、前フェザー級チャンピオン大澤茂樹も5月に阪本洋平に敗れてからの再起戦で、GRACHAN初参戦の鍵山雄介と対戦をした。セミではルクク・ダリもマジョリティ判定で勝利し、連勝を6に伸ばしている。
グラチャン31レポート、最後は大澤×鍵山の一戦を締めでお届けしたい。
<フェザー級/5分2R>
大澤茂樹(日本)
Def.2-1
鍵山雄介(日本)
1R、手を前に差し出し、ガードを大きく上下させて構える鍵山が、オーバーハンドやスーパーマンパンチ、さらに右の蹴りを高い位置に放ち、距離を保とうとする。ここから大澤のお株を奪いテイクダウンを狙う場面も見られたが、さすがにこれは前フェザー級王者が許さない。
逆に鍵山のパンチに合わせてテイクダウンを仕掛ける大澤に対し、組ませず距離を取り直して飛びヒザを狙う。この着地に合わせて大澤がテイクダウンに成功したところで、初回が終了した。
2R、ボディー、ストレート、アッパーを当てていく大澤に対し、鍵山はロー、ミドル、スーパーマンパンチを出していく。大澤がテイクダウンに成功するも、鍵山はケージを背にして起き上がり、起き上がろうとする。
立ちたい鍵山の腰をコントロールし、スクランブルに合わせてバックを取った大澤が、後方からパンチを打ち込みボディロックでテイクダウン。そのままサイドを取り、試合はタイムアップに。
距離を支配し、攻撃にテイクダウンを合わされた鍵山、しっかりとテイクダウンを取った大澤。ジャッジは2-1で大澤の勝利を支持した。