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【GRANDSLAM06】SURVIVORにMr.アマ=本田壮一が出場 「相手が生まれる前からアマ修斗で戦っていた」

Soichi Honda【写真】昨年5月の本田壮一。あれから1年半近くを経て、ケージに足を踏み入れる。誰にもできない人生を送っている(C)MMAPLANET

17日(火)、グランドスラムより29日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるGLANDSLAM06のプレリミにあたるSURVIVORの3カード=73キロ契約でモリシマン×鈴木一史、80キロ契約では関 幸一×ハーレー・ビーハン、そしてフェザー級で本田壮一×山内雄輔が発表された。


本田は1973年7月生まれの44歳。勝村周一朗グランドスラム総合プロデューサーにとって、古巣K’z Factoryの先輩にあたる。本田が初めてアマ修斗に出場したのが、1996年2月11日のこと、今から21年半も前になる。山内は9月のアマ修斗全日本選手権に出場もプロ昇格は果たせなかった20歳だ。

プロ修斗昇格を逃した歴では、本田を上回る選手は存在しない。ばかりか本田は17年に渡りアマ修斗出場を続けてきた。戸井田カツヤ、山本KID徳郁と戦っている本田は、アマSBで桜井マッハ速人とも対戦経験があり、アマ修斗後はSWATやZSTチャレンジで試合を続けてきた。そんな本田にとって今回の山内戦は昨年2月以来1年8カ月振りの試合で、初のケージ&パウンド有りへの挑戦となる。

9月23日の全日本アマチュア修斗の会場で、勝村より直接オファーを受け、承諾した──ミスターアマチュアMMA=本田壮一。今回のチャレンジに関する意気込みは以下の通りだ。

本田壮一
「正直オファーを受けて即答は出来ませんでした。コンディション作りもイマイチですし、客観的に見て完全プロルールで勝てる実力もないからです。でも……これを断ったら多分一生後悔する、ならやるべきだと腹を括って出場を決めました。

勝村君がどういう意図で僕にオファーをしたのかは知るよしもありません。単にネタ要員かもしれません(笑)。それでもまあ需要があるということですし、形はどうであれチャンスです。思い切り出し切って戦います。

相手は20歳ですね。彼が生まれる前から僕はアマ修斗で戦っていました。それもまた面白いです。山内選手は若いけどアマのキャリアや実績も豊富です。そういう選手にハズレがないことは、僕は身に染みて経験しています。若くて現役バリバリと半引退状態の40代じゃ勝負は端から見えています。でも、ダメモトで良いと思うんですよね。

マッハやKID……僕はダメモトの試合が多かったです。相手は勝って当然なんだからプレッシャーがあると思うんですよ。それに人生ダメモトの方が面白いですから」

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