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【GI】Ground Impact 東日本大会 黒帯アダルトLF級で吉岡、マスター3LF級で金古が優勝

Yoshioka【写真】アダルト黒帯来フェザー級で優勝した吉岡(C)JBJJF

8日(日)、東京・中央区立総合スポーツセンター武道場で日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)公認のGround Impact East JAPAN 2017が開催された。黒帯はアダルト、マスター3ともにライトフェザー級のみで争われ、吉岡崇人、金古一朗という実力者が頂点に立った。
Text by Tsubasa Ito


【アダルト黒帯ライトフェザー級】
3名がエントリーしたアダルト黒帯ライトフェザー級は、吉岡崇人と高橋俊彦が1回戦を戦った。開始早々、吉岡が引き込みラッソーガードを仕掛ける。そこから執拗にベリンボロを狙うものの、高橋がこらえポイント0-0のまま試合は終盤へ。8分過ぎ、吉岡がスイープを仕掛けた際に高橋が尻餅をつき、吉岡にアドバンテージが入る。

直後に吉岡はあえてガードポジションを選択し、そのままタイムアップ。アドバンテージ1-0で吉岡が決勝行きを決めた。

もうひとつの1回戦は、初戦で敗れた高橋と坂本純が激突。吉岡×高橋戦に続き、この試合も接戦となった。高橋が引き込んで下を選択し、ラッソーガードを仕掛ける。その体勢のまま膠着状態となり、互いにルーチが宣告される。その後パスガードを奪うまでには至らなかったが、8分過ぎにラッソーガードを解除しトップから攻めた坂本が、レフェリー判定で勝利を収めた。

吉岡と坂本の決勝戦は、吉岡の独壇場に。1回戦と同じように引き込むと、クローズドガードからスパイダーガードに移行。坂本の左足をとらえながらスイープを成功させて2点を先制すると、すかさずマウントを奪取してパス&マウントの7点を追加する。その後も流れるような動きでバックマウントを完成させ、13-0と勝負を決定づけた。吉岡の猛攻は続き23-0で圧勝し、表彰台の頂点に。

Kaneko【マスター3黒帯ライトフェザー級】
マスター3黒帯ライトフェザー級は、金古一朗と對馬進悟のワンマッチ決勝戦となった。開始早々、金古がテイクダウンで2点を奪うと、對馬のハーフガードをかいくぐってパスガードを成功させ、5-0とリードを広げる。その後もパス、マウント、パスで得点を積み重ね、15-0で完勝を収めた。

■GroundImpact East JAPAN 2017 主なリザルト

【アダルト黒帯ライトフェザー級】
優勝 吉岡崇人(ART OF JIU-JITSU)
準優勝 坂本純(トライフォース柔術アカデミー)
3位 高橋俊彦(パラエストラ吉祥寺)

【マスター3黒帯ライトフェザー級】
優勝 金古一朗(シュラプネル柔術アカデミー)
準優勝 對馬進悟(リバーサルジム新宿Me,We)

【団体表彰】
優勝 シュラプネル柔術アカデミー
準優勝 ねわざワールド小江戸
3位 トライフォース柔術アカデミー

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