【Pancrase290】クローズドガード多用の郷野、アキラのトップキープに敗れる
<ライト級/5分3R>
アキラ(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
郷野聡寛(日本)
小林旭の昔の名前で出ています――で入場した郷野は左ジャブのフェイクを見せ、アキラがジリジリと距離を詰める。アキラの右に距離を取った郷野が右ロー、アキラは右を合わせようとする。アキラの前進に右に回る郷野はローもかわしていく。右回りを続ける郷野に対し、アキラは日ありから右を振るう。郷野は右ミドルを放つが、アキラがキャッチしてテイクダウンに成功する。
クローズドガードの郷野はアキラが立ち上がると、足をすくおうとする。右エルボーを落としたアキラに対し、郷野はガードを開けて腰を切る場面も。あ立ち上がったアキラに蹴り上げを見せた郷野だったが、初回はアキラのラウンドとなった。
2R、右を見せた郷野。続いて右ミドルを決める。しかし、続く右の蹴りでバランスを崩し、トップを取ったアキラが鉄槌を落とす。両手を抱えられ鉄槌を入れたアキラは。ヒザを立てる郷野のボディに左のパウンドを打っていった。ボディと思わせ、顔面の右で打ったアキラのトップキープが続く。残り2分でブレイクが掛かり、試合がスタンドに戻ると郷野が右オーバーハンド気味のパンチを放つ。互いにクリーンヒットがないまま、ラウンド最終盤に、郷野の右が当たると距離が近づきアキラが首相撲。離れた郷野の右ミドルをキャッチしたアキラが、ここでもテイクダウンを決めた。
最終回、ここまで満票を集めているアキラに対し、郷野は右に回って左ジャブ、続いて右ミドルを入れる。右のフェイクから組みにいった郷野は、離れて右ミドルを入れたがまたもテイクダウンを取られる。スクランブルでなくガードで落ち着く郷野は、このままでは関節技でしか勝ち目がない。郷野が腰を切ると、アキラは正面を取り細かいパウンドを落とす。蹴り上げを受けたアキラが立ち上がり、間をおいて立ってきた郷野にパンチを入れつつ立たせない。
残り2分、クローズドガードの郷野は背なあヲつけたままで、エルボーを落とされる。体を反転した郷野は追ってきたアキラのバックに回るも、前方に落とされる。ここはすぐに立ち上がった郷野だが、アキラも即テイクダウンへ。郷野はガードのままで試合終了を迎え、フルマークでアキラの軍門に下った。