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【UFC215】ウィザード&ヒジでダメージ与えたホワイトがTKO勝ち。クラークはグローブを置く

<ライト級/5分3R>
アレックス・ホワイト(米国)
Def.2R4分39秒by TKO
ミッチ・クラーク(カナダ)

サウスポーのホワイトにクラークが右ハイを狙う。その後も右の蹴りを上下から繰り出す。ホワイトの左フックに組んだホワイトが首相撲からヒザ蹴りをボディに突き上げ、右ストレートを当てて離れる。続くクラークの前進にワンツーを当てたホワイトは、組まれてもヒザを放ち、パンチをまとめる、前蹴りを突き放そうとするクラークは既に息が荒くなりつつあるか。それでも右ハイから組んだクラーク、両者がヒザをボディに入れて初回が終わった。

2R、右から左フックを振るうホワイトは、踏み込んで一発というリズムでパンチを3つ見せ、クラークの前進にはコンビネーションを合わせていく。左腕を差して組んだクラークが、右エルボーを2つ入れる。左ボディストレートを入れたホワイトは、左を差してきたクラークをウィザートで捉え、エルボーを連続で打ち込む。足がふらつくクラークのボディにヒザを入れると、ついにはクラークは引き込む。グラウンドに付き合わないホワイトは、立ち上がってきたところでパンチのラッシュを掛ける。鼻血を流すクラークは左フックにバランスを崩しダウン。

ここもスタンドで待ち受けたホワイトは、クラークが初めて見せたシングルにもエルボーを頭部に連打し、左エルボーを当てて離れる。胸部への前蹴りでバランスを崩したクラークの立ち上がり際に左フックを打ち込んだホワイトが勝負を決めた。

「ライト級に上げて良かった。フェザー級だと体が弱っていた。1日に3度練習し、皆が支えてくれたんだ。年内にもう1試合戦いたい」と勝者は話した。そして、プレリミの敗者では異例のマイクを向けられたクラークは「自分の肉体で可能なだけのタフなファイトだった。この試合をホームで戦えて嬉しい。この試合を僕のプロフェッショナルファイトの最後の試合にしたい」とグローブを置き、大きな拍手を贈られた。

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