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【UFC】7月29日のコーミエー戦で、ジョン・ジョーンズに薬物使用?! 4年間の出場停止も!!!!!!

JJ【写真】この勝利の価値は一体…… (C)Zuffa LLC/Getty Images

22日(火・現地時間)、UFCはオフィシャルホームページ上で7月29日(土・同)に開催されたUFC214のメインでダニエル・コーミエーを倒し、UFC世界ライトヘビー級王者に返り咲いたジョン・ジョーンズが、計量の日に行われたドーピング検査の結果、陽性であることがUSASDAより、知らされたことを明らかにした。


UFCでは今後、ことの進展があれば随時情報を発していくとしているが、一説によると検出されたのはトリナボルと呼ばれる、ステロイド検査を抜けるために旧東ドイツで製造された薬品の可能性があるという。

この検査の結果通りだとすると、JJの王座剥奪は当然として、出場停止期間がどれぐらいになるのか。前回のDC戦(※2015年1月)の前にコカインの使用が認められ、治療施設に入っているJJだが、この時はコカインがアンチドーピング機構による禁止薬物でないために出場停止処分はなかった。

しかし、この年の4月に交通事故を起こし、逃亡。その際、運転していた車からマリファナの吸引器が発見され、UFCでは世界ライトヘビー級王座の剥奪と出場停止処分を科した。半年後に執行猶予付きの有罪判決が出たことで、出場停止は解かれた後も。免許不携帯、車の不正改造など交通違反を繰り返しながら、JJは昨年4月にはOSPと暫定王座決定戦を行い、その腰にベルトを再び巻いた。

そして7月にDCとの王座統一戦が組まれていたが、ファイトウィークに入って6月の抜き打ち検査で陽性反応が出たとして、王座は再び剥奪され1年間の出場停止処分が下った。その処分明けの初戦が、JJにとって7月29日のDC戦だった。

2015年2月にドーピング検査を第三機関に託し、コミッションの出場停止期間が初犯で半年から9カ月であるのに対し、独自の判断の下2年から4年の出場停止処分を科す可能性があるとしていたUFC。その後、コミッションの処分に合わせているが、今回のJJの陽性が確定すると──最大で4年の出場停止となる可能性もあるようだ。

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