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【DWTNCS06】逃げ切ったアルバレス、されどデイの最終回の猛攻の方がインパクト大??

<フライ級/5分3R>
ジェイミー・アルバレス(米国)
Def.3-0
マーチン・デイ(米国)

アルバレスがまず右ローを蹴っていく。デイも右ローを返し、ローキックの応酬が続く。デイはミドルやハイを織り交ぜるが、アルバレスは右ローをひたすら蹴り込む。デイは後ろ回し蹴りを繰り出すと、アルバレスがフックをヒットさせる。デイは左ボディフックを入れ、エルボー。さらにボディフックから後ろ回し蹴りへ。アルバレスはロー、右フック。デイは左フック、そして右サイドキックへ。

スピーディーな打撃戦は頭が当たる場面も。残り90秒でパンチを軽く当てたアルバレスがダブルレッグを決める。振りかぶって右のパウンドを落としたアルバレスがパンチを集中させる。蹴り上げも立ち上がることができなかったデイはパスを許し、懸命に足を戻す。パウンドで左目尻をカットしたデイは、残り15秒でシングルからリバーサルに成功して、バックを制するとパンチを連打した。

2R、右フックを当てて組み付いたアルバレスが、バックコントロールから左のパンチを連打する。一気にRNCを狙うも、これはデイが防ぐ。頭の位置をずらして胸を合わせたいデイだが、後方からパンチを連続で打たれる厳しい展開が続く。四の字フックとリストコントロールを続けるアルバレスは、胸を合わせそうになると自らフックを外して、立ち上がりトップをキープする。ガードの中からパンチを落とすアルバレスは、疲れながらもパウンドを入れ続ける。蹴り上げから起き上がり、ワキを潜ってバックに回ったデイだが体を揺すったアルバレスが前方に落とした。

最終回、デイが後ろ回し蹴り、さらに二段蹴りから右ハイを狙う。アルバレスも距離を詰めようとするが、勢いは落ちている。顔面、ボディと打ち分けたデイは右ミドルを蹴り込む。ミドルを続けられ、動きが明らかに落ちたアルバレスにボディフックを入れたデイが左フック、ここからワンツーを入れて後ろ回し蹴りへ。

左ボディ、ワンツー、右ストレートと攻め込むデイは、またも後ろ回し蹴り。しかもボディに蹴り込む。アルバレスの右ストレートが流れ、デイはワンツーを打ち込むと右ハイを狙う。アルバレスは蹴り足をキャッチしたが、キープする力が残っていない。再び、後ろ回し蹴りを腹に受け、テイクダウンを切られたアルバレスはボディ、顔面とサンドバッグのごとくパンチを被弾し続ける。

スピニングバックキック、右アッパー、左ストレート、右ハイと猛攻を仕掛けるデイは、右ローに続き左ミドル、最後はスピニングバックフィストからアルバレスを追いかけたが、倒しきれず。初回のスコアが勝負を分ける、もしくは3Rは10-8もあり得るか。結果、アルバレスが3-0で判定勝ち。スコアは明らかになっていないが、初回はアルバレス。最終回は10-8がつかなかったということだろう。


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