【DWTNCS06】ダナ・ホワイトのファイター発掘シリーズ。第6週で初の再挑戦&女子マッチが実現
15日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFCトレーニングセンターでDana White Tuesday Night Contender Series 06が開催される。
第2週以外の5大会で2名の契約者を出している同シリーズ、メインのミドル級に出場するチャールズ・バードは第1回大会でジェイミー・ピケットを初回終了間際に肩固めで破ったもののボストン・サーモンとカート・ホロボウが契約を果たし、選に漏れたファイターだ。
初めて再登場となったバードはガブリエル・チェコ、ダグ・アッシャーの欠場により、マイケル・マクドナルドのチームメイトでキャリア15勝6敗のバディ・ウォレスと2度目の正直を賭けて戦うこととなった。
またシーズン6週目にして、今回初めて女子マッチが組まれストロー級でジェイミー・コリーンとティファニー・マスターズが対戦する。コリーンは戦績3勝1敗で元ミキハウス柔道部の女子プロレスラーで、MMAでも戦っている酒井澄江に勝利している。KOTC女子ストロー級チャンピオンのコリーンは、ボクシングに長けておりカウンターで見舞う右オーバーハンドはKOパワーを秘めている。
対するマスターズはアマで4勝1敗、プロではまだ2戦無敗、プロ&アマ通して現在6連勝中だ。コリーンと同様にKOTCで戦績を積んできた。レスリング・ベースながら、MMAでは常にややスラッピーな打撃が主武器のマスターズ。首相撲&ヒザ攻撃やロングフックを駆使し、ハイキックでのKO劇もあるブルファイターは7月にインヴィクタFCデビューが決まっていたが、計量当日に対戦相手が体調不良で試合がキャンセルされた。結果、DWTNCSで初めての女子マッチで戦うというより大きなチャンスを得ることとなった。
全5試合、女子マッチの注目度は必然的に高くなる。シンデレラストーリーを現実とするのはコリーンとマスターズ、どちらになるのか。ライバルは対戦相手だけでなく、このシリーズの真の勝者はUFCと契約を勝ち取るということ。他の4人の勝者もコンペティターとなる。
■ DWTNCS06対戦カード
<ミドル級/5分3R>
チェールズ・バード(米国)
バディ・ウォレス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
キャメロン・オルソン(米国)
カール・リード(米国)
<フェザー級/5分3R>
グラント・ドーソン(米国)
エイドリアン・ディアズ(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
ジェイミー・コリーン(米国)
ティファニー・マスターズ(米国)
<フライ級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
ジェイミー・アルバレス(米国)