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【PFL02】アンドレ・ロバトと対戦、岡見勇信─02─「まだ落ちるわけにはいかない」

Yushin Okami【写真】この大きな背中が、大きなうちに越えて行くのが日本MMA界中量級の命題だ。そして、岡見はまだまだ高見を目指す(C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、ワシントン州エベレットのXフィニティ・アリーナでWSOFの後継団体PFL02でアンドレ・ロバトと対戦する岡見勇信インタビュー後編。

世界のトップで戦い続けてきた、今やベテランの域に入ってきたサンダーは次世代への期待を込めて、自らのキャリアを全うする意志、そのためにも負けられないロバト戦について語ってくれた。

<岡見勇信インタビューPart.01はコチラから>


──こういっては何なのですが、このペースで試合をしていて暮らしていけるのでしょうか。

「ハハハハ。そう来ますかッ。それはおかげさまで。でも、稼ぐっていう意味でもやっぱり試合はしたいですよ」

──息子さんに試合を見せたい?

「そうですね。今3歳だから、もう少しすれば記憶に残るようになると思いますし。で、普通の試合じゃなくて、これだっていう試合で勝ってケージに息子を上げたいという気持ちはあります」

──やはり、そうなるのですね。

「なりますね。重要な意味のある試合で、ですよ。ベルトが掛かる試合とか、注目される試合で……そうしたいなって」

──国内でも中量級はパンクラス、DEEPでウェルター級の戦いに熾烈さを増し、海外でもUFCばかりかロードFCやONEもウェルター級、そしてミドル級以上の階級で岡見選手の練習仲間が活躍しています。そんな彼らは今も岡見勇信に練習で敵わないと口にしています。今も練習仲間の追随は許していない?

「フフフ、まだまだ平気じゃないですかね。そりゃあ皆、力をつけているし怖いと言っちゃ怖い時もありますよ。でも、まぁ、そこはまだ大丈夫かな。そこは僕が経験を積んだというのがあるので。

色々な経験をしてきて、技術的にも精神的にも『なんで、これが分かっていなかったんだろう』っていうのはあります。でも、それこそ経験をしてきたから、そう思えるようになったので。

スイッチの入れ替えが上手くなって、以前のように自分を追い込まないようになりましたね。昔は日曜日の夜になると、もう月曜日になるのか……って、月曜日が嫌でしょうがなかったですから(笑)。

もちろん集中力が下がったわけじゃないです。ただ、以前は追い込み過ぎていて……今はあの時のように朝起きて、すぐに感じる不安というものがなくなりました。若い頃からリラックスで来ていたら、今、このリラックスできる状況に有難味は感じないと思います。あの緊張感、不安な日々があって、今こうなることができたんです」

──なるほどぉ、いやぁ含蓄のある言葉です。そんななか、29日に戦うアンドレ・ロバトという相手。日本では無名ですが、25勝6敗1NCという戦績を残しているファイターです。

「映像を見る限り、打撃もデキて極めも強い。良い選手です。名前がないから弱いなんて、もうそんな時代じゃないですし。試合を見ていると強さが伝わってくる選手です。

打撃にしても関節技にしても、一発を持っていますね。打撃は巧いというわけではなく、力強くパワフルです。テイクダウンもある程度できるし、足関節も得意。秒殺もあるし、ジャングルファイトで勝ってきたのだから、地力がないわけがない。柔術も黒帯で、極めも一発がある」

──う~ん、一筋縄ではいかなそうですね。また、今回はワシントン州エベレットという土地での試合。ここも初めて戦う場所ですね。

「でも、シアトルからすぐなので飛行機は直通があるし楽ですよ。しっかりと勝って来ます。年下の選手も育ってきているけど、僕の力が落ちる前にで、僕を越えて行く選手が出てくるのが楽しみなんです。そのためにも、まだ落ちるわけにはいかない。

自分を客観的に見るように心掛けているけど、落ちるということは感じたことがないですし。そこは大丈夫だと思います。だから、ね──もう少し頑張ります(笑)」

■PFL02対戦カード

<フェザー級/5分5R>
アンドレ・ハリソン(米国)
スティーブン・ロドリゲス(コスタリカ)

<ウェルター級/5分3R>
岡見勇信(日本)
アンドレ・ロバト(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・シールズ(米国)
ダニー・デイヴィスJr(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・サントス(ブラジル)
レックス・ハリス(米国)

<ヘビー級/5分5R>
ジョシュ・コープランド(米国)
マイク・カイル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・ロショルト(米国)
ニック・ロスボーグ(米国)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ブスカペ(ブラジル)
エディ・エリス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ルイス・テイラー(米国)
テイラー・ボージェル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デール・ソピ(米国)
マット・コヴァックス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイルズ・ハンジンガ―(米国)
アンディ・ニグレット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
プナヘレ・ソリアーノ(米国)
ジョン・ゴヴァー(米国)

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